土曜日の講演会に続いて昨日、日曜日は敦賀にオーケストラを聴きにいってきました。こんな機会は随分なかった・・と過去のブログを見直してみたら最後のオーケストラ鑑賞は2016年11月のフジコ・ヘミングさん+エルサレム交響楽団。実に7年ぶりです。チケット代が1500円という破格提供なのもやはり原発県だからなんでしょうか。
指揮者の小松長生さんは名古屋に住んでいた頃、何度か聴きに行ったことがありました。しばらく拝見しないうちにベートーベンみたいな風貌になってて驚きました。小松さんも福井のご出身とのことで昨日は福井弁をまじえたトークもされてました。演目の最後はベートーベンの7番でした。いろんなところで使われている曲なのでとても有名ですが、特にスピード感の高まりとエネルギーが渦巻くような終楽章は指揮者、演奏者にとって大変しんどい曲なんだそうです。聴いてる側はその渦に巻き込まれるような感覚で圧巻の演奏でした。そのあとに続くアンコールではエルガーの「威風堂々」でした。イギリスの第二国家ともいわれる行進曲でイギリスらしい格調の高さを感じさせる曲でした。
会場を出る頃にはもう夕暮れ。日が短くてあっという間に暮れてしまいます。