三連休はとても良いお天気続きでした。一日目は敦賀市内でライブ、二日目は三味線の稽古、三日目は福知山の元伊勢・内宮にお参り・・と近場でながらもそれなりに充実した三日間を過ごしました。

 

元伊勢(福知山の山の中)に行く途中、この界隈で有名な鬼蕎麦を食べようとお蕎麦屋さんを探して入ったのがここ。前回とは違うお店で、鬼蕎麦の始まりのお店なのだとか。

 

 

 

 

 

 

注文する人が全体の3割という「なな天そば」に追加で炙りチーズをのせたのを注文しました。かけ蕎麦ですがつゆは冷・温から選べ、冷たいつゆが人気とのことでそちらで。まるで大盛り天丼のようなビジュアルで登場しました。

 

手前は野菜、奥に鶏の天ぷら。ザクザクに下ろした豪快な大根とネギ。その上に炙ったチーズがトッピングされています。

 

 

 

蕎麦のつゆに天ぷらをちょっと浸していただきました。大根の天ぷらはジューシーで美味しかったです。鶏の天ぷらはちょっとこぶりだけれど、全体のボリューム感からするとこれでちょうどいいくらい。驚いたのはこの蕎麦の太さ。こんな極太蕎麦は初めてでした。うどん並みです。それにとっても固い。コシがすごいというのか。都会の洗練とは対極にあるような素朴なお蕎麦。この地方では「固い」ことを「こわい」と表現するらしく、「こわい」→「鬼」、という発想から「鬼そば」という名前になったのだそう。

 

 

大人気という炙りチーズは別になくても良かったかなという印象でした。焦げたチーズはドリアやピザなどでは美味しいけれど、風味的に蕎麦と合うのかどうかよくわからなくて。どちらかというと細目の麺が好きなので次回行くなら極細のほうのお蕎麦にするかな?これはこれでとっても面白いお蕎麦でした。さてこの後は元伊勢へ~。続きます。