今日もネタがないので、投稿ネタから探してきました。歴代の香水。
大学生の頃、シャネルのクリスタルを使ってました。
シャネルは5番とか19番とか有名な香水がありますが、それらはちょっと重い感じがして苦手でした。これはフローラル系だけどとっても透明感があって軽くて爽やかで大好きな香りでした。(思い出しながらイメージで書いてますが、香りの説明って難しいね💦)
働くようになってから。
20代は海外で暮らしていました。現地では香水は化粧するのと同じくらい、当然身に付けるもの・・みたいな感じでした。「日本人は石鹸の香りが好きだから香水のにおいを嫌がる人もいるよ。」という話を現地の同僚(日本人ではない)にしたら、とっても不可解な顔をされたのが印象深いです。笑 彼女らからすると香水をつけずに外出するとかありえないって。当時は私も日本人よりは欧米系の人たちと一緒に過ごす時間が圧倒的に多かったのでこういうのはだいぶ影響を受けていました。私が好んでつけていたのはエスティーローダーです。ひとつめはビューティフル。化粧品を買いに行ってサンプルをもらったのがきっかけでした。これも柑橘系の爽やかで気品ある香りで好きでした。
これも好きでした。エスティのホワイトリネン。
上の写真をネットで探すために検索してみたら、この香り、昔のアメリカでは「男性に結婚を決意させる香り」として人気だったそうです。そんなの知らんかった。笑 まあ、派手ではない上品な良い香りです。確かにこれをつけていて「何の香水つけてるの?」って尋ねられることが多かった! 男女どちらからも。いや、それは下のプレジャーズだったかな。記憶があいまいですが。
これも好きでした。同じくエスティのプレジャーズ。喜びという意味。
エスティ・ローダー品はどれもよかった。基礎化粧品も当時はだいたいエスティかランコムでした。ここの基礎化粧品、機能的にもよかったのですが製品のネーミングが好きでしたね。
もうひとつ、ランコムのトレゾア。上記は全て爽やかな印象のものばかりですが、これは深くて大人っぽい大人の女性の香りです。30代に入ったあたりからはよくつけてました。
でも日本に戻ってからは数年のうちに香水はだんだん遠ざけてしまうようになりました。日本では香水を嫌う人が多いこと、湿度が高いのでほんのちょっとつけてても匂いがこもるような気がするので。和食のお店では香水は嫌がられるし、蕎麦屋さんに入った時に近くの席に香水つけた人がいて、その人たちの匂いが気になって気になって、全然お蕎麦を楽しめなかったということもあったので。30代以降、自身が香水を全く付けなくなって、それで旅行や仕事でたまに海外に行くと、電車やバスに乗った時にすっごいいろんな匂い(体臭とか多々の香水とかもろもろ)がしてびっくりということが多々ありました。そのときの同行者は頭痛がすると言ってた(;・∀・) その世界にいた頃は気付きもしなかった。
いまはほぼ香水とは無縁になってしまいましたが・・少し前に上記の香水のいくつかに触れる機会がありました。そうしたら学生時代の記憶、20代の海外での記憶・・いろんなことが芋づる式に甦ってきて不思議な感覚でした。いまとなってはどれもいい思い出です。匂いって記憶と直接リンクしているのですね。これ、「失われた時を求めて」という長編小説を書いた小説家の名前からとって「プルースト効果」っていうそうです。