小倉百人一首の中で蝉丸の歌に出てくる「逢坂の関」にある老舗鰻屋さんへ。日常、京都~大津間を移動するときに通過はしているけれど今回初めて寄るエリアです。大谷町という地名の通りなのか道の両脇には高い山の斜面があり、その間を道が走っている感じ。そこから更に細い道に入っていきます。ここ、お店に至るまでの道が狭いのと駐車場も狭く、そこを気を付けなくてはいけないと思いました。
夕方早い目の時間に伺ったのでお店での待ち時間は殆どなく入れました。座席はあまり多くないようでした。それぞれの間に御簾がかけてあってそこそこプライバシーが保たれています。照明落とし気味で静かなジャズピアノがBGMに流れていて雰囲気はとても良かったです。
こちらでは三河一色産の鰻を使用しているとのこと。注文したのはひつまぶしとうな重(上)。どちらも鰻一本分を使用。
これは最高。もうひとくちめから違いました。運ばれてきた時のほわあっとした炭火の匂い。皮のパリッとした食感とふわっとやわらかい身。じゅわっと水分滴るようなうま味たっぷりの味。タレも上品な感じ。国内最高級の鰻とプロの焼きはやっぱり格別でした。
滋賀・大津 鰻(うなぎ)の老舗【大谷茶屋】 (ootanityaya.com)