山形旅行のカテゴリーでこの記事を書いていますが、蔵王連峰は宮城県と山形県の境目にわたっており、実際に訪れたここは宮城県でした。標高が高いので6月でもまだ雪が残ってました。赤茶けた土や岩がごろごろ転がる地面に続く灰色の地面、その向こうにぽかっと口をあけた火口湖の姿が見えました。自然の雄大さ感じると同時に不思議な無機質な印象を受ける光景でした。
御釜は大昔の噴火でできた火口湖で直径330m。酸性水の湖なので生物は住んでないそうです。無機質な・・という印象を抱いたのもそのためなのでしょうか。天気が良いと湖面がエメラルドグリーンにみえるそうです。各方向にカメラを向けて撮影をしましたが写真ではなかなかそのスケールが伝わりません。雲が自分の目線と同じか低いところにあり、もくもくと湧き出てる感じもまた自然への畏怖の思いを強めます。
クマが出るのか~( ゚Д゚) こんなところで出くわしたらもう逃げようがないかもしれません。ここで出会う登山姿の人たちはすれ違う時に鈴の音がしたので、みなさん、クマ鈴をつけてみえる様子でした。
あちこち見渡してみてもこの絶景はどこか「あの世」的というか、地球以外の惑星(火星とか?)の上みたいな別世界感。
今度は御釜と反対側にある神社に向かいます。写真の右上あたり。遠くに見えるけれどそうでもなく。でも坂道きつかったです。
下の写真は山頂に至るまでの途中でみた景色です。視界が悪いですが山々が連なる絶景でした。この次は松尾芭蕉の俳句で有名な山寺へ。