再び街歩きの風景写真です。下の写真は前の記事のNTT近く。これは蔵造りではないですがとても古い建物が現役である様子がいいなと思ったので。

 

 

普通の家と家の間に蔵。

 

レンガを使用した蔵というのも面白い。

 

 

現在暮らしている福井県若狭にも昔ながらの集落が多くあるため、蔵自体はよくみかけます。でも蔵は家屋とは離れた別の場所に建っている貯蔵庫のイメージ。一方、喜多方の蔵造りは住居と一体になっているところが多いように思いました。

 

 

ざっとネットで調べた程度ですが例えば川越の蔵はお店を兼ねた「店蔵」であるのに対し、喜多方の蔵は住居であるところが多いのだそう。「座敷蔵」と呼ばれ現在でも家の主人の隠居部屋などに使われているそうです。蔵の街の比較として川越を出しましたが、日本の「三大蔵町」に数えられるのが、川越、喜多方、倉敷なのだそうです。川越や倉敷は以前から知っていましたが喜多方にこんなに多くの蔵があることは今回の旅行で初めて知った次第です。

 

 

 

 

酒屋さんでしょうか。かっこいいです。

 

 

 

 

蔵ではないけれど瀟洒なレンガ造りがこの街によく馴染んでいる感じがしました。

 

 

 

ここ、国登録の有形文化財住宅。総ヒノキ造り、51畳の座敷など豪華な内装があるとのことで観に行ってみたら、現在閉館中。(´;ω;`)

 

 

 

雨だったこともあってちょっと早めに喜多方散策は切り上げました。実際にはもっと蔵があったし、見どころもあったはず。地元の資料館、美術館などにも行ってみたかったし、もちろん、ラーメンも食べたかった。ちょっと心残りの多い日になりました。機会あったらぜひまたゆっくり時間をかけて過ごしてみたい街でした。このあとは会津市内に戻り、福島で最後の夕食へ~。続きます。