蔵の街・喜多方の散策続きです。ガイドブックで見つけて入った喫茶店は老舗の漆器やさんがされているお店でした。築130年の保管蔵を改造してカフェになっています。

 

 

 

 

 

 

ほかのお客さんがみえたので店内写真は遠慮しましたが、蔵独特のというのか「あなぐら」感的な落ち着く雰囲気でした。漆器店で販売されている漆器を使ってみえるそうです。

 

 

お願いしたのは蔵セット。

 

パンケーキに自家製餡と生クリームを挟んだもの。

 

コーヒーは会津塗りで。

 

カップは木なので手にした時の軽さに小さな驚きを覚えました。そしてカップの縁がくちびるに触れる時の滑らかな感触。あの「ぬめり感」は漆独特というか陶器や木製カップでは感じられないもの。ほんのりとした温かみも伝わってきます。これでいただくコーヒーの美味しいこと!このカップを買っていきたいなぁ・・ってかなり迷いましたが家の食器棚は既に定員オーバーなのでなくなく諦め。


このあとお隣の漆店で目の保養だけさせてもらってきました。

 

 

嘉永年間(江戸期)創業の漆やさんなんですね。そういえば長寿企業は世界の中でも日本が一番多いそうです。世界の創業100年の企業のうち、半数近くが日本企業なんだとか。伝統や文化がずっと受け継がれているというのは素敵なことですね。蔵の街の写真、まだあるのであともう一回投稿します。