芦原温泉からの帰途、東尋坊に寄りました。大学一年生の夏休みに自動車免許を取ってすぐに三重から向かった目的地がここでした。訪れるのはそれ以来です。断崖に荒々しい日本海の波が打ち寄せて白波がたっているこの風景、なかなか太平洋側では見ないかもしれません。日本海の海の色は深い青色で白波とのコントラストがとても美しいと思います。

東尋坊って平泉寺の僧侶の名前なんだそうです。悪事ばかりはたらいていた東尋坊は恋敵の相手から酒を飲まされこの断崖から突き落とされました。しかし、その直後から天地が荒れ狂い、今度は彼を陥れた人たちまでが死んでしまったという。興福寺も比叡山も三井寺も・・昔の僧侶は兵士も兼ねてるみたいなところがありましたから荒くたい人物が多かったみたいですね。

 

 

岩に柱状の割れ目が入った奇観、これを柱状節理というそうです。輝石安山岩(火山石)の柱状節理は世界で3か所しかなくて東尋坊はそのひとつ。あとの2か所はノルウエーの西海岸と韓国の金剛山というところです。

 

 

 

 

遊歩道が整備されていて、崖の先端近くまで降りていくことができました。背後に遮るものがない開放的な空間で記念写真を撮っている人がたくさんみえました。船に乗って海から断崖をみるツアーも出てました。見下ろす荒れた海は演歌の世界観〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠くにあるのが雄島です。赤い橋が架けられています。島の反対側はマグマの流れでできた鱗みたいな板状節理があるようです。

 

 

遊歩道をぐるっと歩いてから崖を見下ろす場所にあるIWABA CAFEで休憩しました。この名前は鳥取県のスナバカフェのまねっこ?

 

 

 

 

タピオカティーを。

 

近くに会ったアイスクリーム屋さん。この種類の多さ!繁忙期に次々にオーダーされたら間違ってしまいそう。

 

 

 

東尋坊タワー。天気が良かったのでのぼってみましたが、わざわざ行く価値あるかというとそうでもなかったと思います。

 

 

タワーからの風景。閑散としてました。

 

 

何十年ぶりかの東尋坊でした。この次は三國観光へ。続きます。