最近こんな動画を教えてもらいました。量子力学という難解そうなワードだけで、興味を持とうとも思ってませんでしたが、この動画は自分のような純文系人間でも理解できる内容に解釈されてました。人間が観測したとたんに挙動が変わる素粒子の世界って何なのだろう?

 

って思ってた頃、本屋さんのスピリチュアル本コーナーで、こんな本を見つけました。物理の世界とスピリチュアルという一見、相容れない組み合わせに興味が湧き、買って帰り、雪の日に読みました。

 

 

難しい話を誰でもわかる話に置き換えてある感じの内容です。見えない世界というのはやっぱり存在してて、現実の世界に働きかけているのかもって思いました。「自分の意思で見える世界が変わる」というのは特に目新しい記述ではなかったですが、病気治療中の人たちにこっそりした実験のことは興味深かったです。遠隔地から祈りを捧げたグループがそうでないグループと比べて飛躍的な治療効果がみられたというのです。更には「他の人から祈ってもらう」よりも「他の人のために祈る」患者のほうが病気の治る率が高いというところも。こういう一見怪しそうな現象を物理学の側面から説明してあってこの意外性が面白かったです。

 

私自身18歳で進学のために実家を出て一人暮らしをしていました。当時健在だった祖父母は毎日のように神仏に私の無事を祈ってくれていました。あの頃は若気の至りで結構危なっかしいこともしていたのに何一つ危ない目に遭わなかったのは祖父母の想いのおかげだったのかなって思いました。「神」の存在って何だろうとも考えてしまいました。神とは多くの宗教にあるような「人格を持ったお父さん的」なものではなくて、宇宙の法則みたいなものではないかしらと以前から思っていたのですが、その考えがますます強くなりました。そして人間はひとりひとりがその大きな宇宙の中に抱かれる・・、いや、その「一部分」を成す存在であるのだとか。まあ、暇なんでそんなことを雪の日にうだうだと考えてしまいました。