最近の生協おとりよせ。ニコニコ 左側はユーハイムのバウムクーヘン、右側はロイズのガトーガナッシュ。ガナッシュは6個入り。

 

 

 

生チョコを使ったプチケーキです。中には刻んだヘーゼルナッツとオレンジピールが練り込まれてます。仕上げはチョコレートのコーティング。断面は下の写真のような感じ。ウエブサイトからお借りしました。外観はエンゼルパイみたい。私はエンゼルパイの生クリームが苦手なのだけど、これは純粋にチョコケーキでよかった。つい比べてしまうけど、生地はスカスカ生地ではなくてみっしり、かつ、しっとり。外側のコーティングも厚めで一個で食べ応えありました。名前からもう少しナッツ感を期待してましたが、思ってたより少なかったです。

 

 

次にユーハイム。これは大きな切り株ケーキでなく、小さいです。そのためかバウムクーヘンキュートっていうかわいい名前です。

 

 

写真をうまく撮れなかったのでこんな感じ。

 

くびれた部分に包丁をあててカットしました。直径5cmくらいの小さいバウムクーヘン。生地がしっとりと焼きあがっていて美味しい。

 

 

ユーハイムというと、私は広島の原爆ドームを思い起こします。広島を訪れた時に知ったのですがバウムクーヘンが初めて日本に紹介されたのが産業奨励館(原爆ドーム)だったと。1919年に捕虜としてつれてこられたドイツの菓子職人がここでバウムクーヘンを焼いたのが始まりだそうです。ユーハイムとはその菓子職人の名。彼は日本に永住することを決め、日本にお店を開き、バウムクーヘンは日本で人気のあるお菓子になったのだとか。

 

ユーハイムさんは中国・青島で菓子職人として働いていました。青島のある山東半島は1900年代の初め頃、ドイツの租借地でした。その後日本が占領したり、いろいろあった末に中国に返還されました。話は逸れますが青島というとビールが有名ですね。その土地の食には歴史がありますが、これもドイツ統治時代の名残なのでしょうか。