三重県亀山市の関宿。旧東海道宿場町の中でもとりわけ江戸当時の町並みがよく保存されている場所です。

 

 

商店街の看板。大正時代創業で現在は靴や肌着、中学の制服や体操着、シューズなどを販売しているようです。電話番号二桁時代ですね。

 

 

築200年近くになる元薬局。


 

ノスタルジックな看板は意外と新しいものに見えました。ここ、歩いていた時は気づかなかったですが、現在はカフェになっているそうです。

 

 

ドライフラワーと雑貨のお店とのことですが、カフェぽかったです。


 

江戸時代から続く老舗和菓子屋さん。「関の戸」というお菓子が人気です。餡をぎゅうひで包み、和三盆をまぶした一口大のお餅で上品な甘さで私も大好きです。ゆかりんちゃんがよく買ってきてくれます。

 

 

そういえば「関の戸」も看板の文字が平仮名、漢字と使い分けられてます。こちらについては、前回、関宿を訪れた時にやっぱり通りがかりに地元の人が教えてくれました。先の會津屋さんだけでなく、関宿の看板は東海道を歩く旅人に向けて、上り(京都)向きは平仮名、下り(江戸)には漢字表記をしているそうです。

 

こちら方面に歩いたら京都で、

 

反対側。こちらに歩いたら江戸ですね。

 

電気やさん。内部は現代の店舗です。

 

 

 

昭和時代のスーパー。

 

 

1955年創業。亀山産自然薯を使った福天むすびを販売されているそう。ここは急いで前を通り過ぎただけでよく見なかったのですが、店の前に出ている白い箱はアイスクリームとかを売っていたものではないかな。現代のような猛暑の夏には電気代がかかって仕方ないかも。

 

黄色い壁。似た建物が熊川宿にもあったような。ここ、ランチをいただいたお店の横です。

 


 

この辺は何を撮影したかよく覚えてない。💦

 

 

これはきっと山車をいれてある建物。

 

限度いっぱい、これ以上無理・・の意味で使われる「関の山」という言葉。関とは関宿、山とは山車のこと。「関の山」とは祇園祭りで出される非常に豪華な山車の名前で、それ以上の贅沢はできない、それが最上、というところからこの言い方が生まれたそう。

 

 

ひときわ目立つ立派な建物は昔の旅籠。資料館になってます。

 

 

この日はあいにく休館日でしたが、当時の旅籠の様子をみることができるようになってます。ここ、以前に見学したことがありましたが、とても興味深かったです。

 

正面にかたどられているのは「宝珠」マークでこの旅籠のトレードマークです。しかし、こんな面積の広い漆喰壁、珍しいかもしれません。

 

 

 

 

 

昔のお菓子やさん。三重のお菓子がいろいろ。伊賀の堅焼きも売られてました。名前の通り、決してやわい煎餅ではありません。私は柔らかいぽんせんのほうが好き。

 

 

地蔵堂が見えてきました。

 

 

 

ちょっと急ぎ足でしたが、久しぶりの関宿歩き、楽しい時間でした。