ふだんはスポーツ観戦とか殆ど興味ないのですけれど、にわかサッカーファンになってしまい、昨夜も遅くまでブラジルvsクロアチア戦、観てしまいました。眠い・・。
11月後半、舞鶴・金剛院の紅葉狩りと同日に福井県高浜町にある馬居寺に行ってきました。結構な山の中にあり、カーナビ通りに行ったものの、途中でわからなくなってしまいました。その先も続く細い山道を行ってよいのか心配になり、いったん山里集落まで戻り、お寺に電話して道順を聞いて辿り着きました。(そのまま行ってよかったようです。)
ここは聖徳太子が建立したと伝わる古刹で北陸三十三ヶ所観音霊場第2番のお寺とのこと。苔むしたとても雰囲気のある石段がありました。駐車場はこの前に数台停められるくらい。
寺務所に住職さんがいらっしゃいました。案内のお礼を伝え、少し立ち話をしました。寂しい山道なので時々、私のように電話をかけてくる人がいるのだそうです。対向車が来たらOUTなくらいの道に思えましたがギリギリの幅でバスが通れるらしく観光バスが来ることもあるとか。
寺務所の前には大きなヤマザクラの木が一本生えていました。桜が咲く時期は秘かな人気スポットになっているそうです。花の頃の写真をいくつか見せていただきました。今の時期も山茶花が咲き始めていて、自然に囲まれてて「山の中のお寺」のイメージ通りのお寺な感じ。
住職さんは地元で習字の先生もされているそうです。馬居寺は「まごじ」と読みますが、「うまいじ」とも読めますね。笑 なんかいろいろ教えていただき、楽しい住職さんでした。
山門のところにある扇石。これを踏むと縁起が良いそうです。
観音堂までの道を教えてもらい、そこを通って更に坂道をいきます。陽が差してないと昼間でも不安になるような誰ともすれ違わない道です。幸い?観音堂は修復工事中でそこまでいくと工事の人たちがいてほっとしました。
この地域、馬頭観音を本尊にお祀りしているお寺が結構あるように思います。近くだと中山寺とか松尾寺とか。どれも秘仏でなかなか見せてもらえないのですけれど。御開帳は24年に一度とのこと。それもネット情報では3日間のみなのだそうです。地元に住んでいても殆ど見ることの叶わない観音様ですね。
次回は桜の時期に来てみたいです。秋の日のお寺詣ででした。