9月18日。当日、突然のお誘いがあって地元のお祭りを観に行ってきました。コロナで中止が続き、今年3年ぶりの開催でした。引っ越してきたばかりの年に夜にふらっと夜店を観に行ったことがあった程度で、お昼間に山車をみるのは初めて。

 

放生祭 | ほうぜまつり若狭小浜 (hoze-matsuri.jp)

 

 

放生祭とは小浜市の中心部の24地区のうち毎年12区が隔年で出車、神楽(太鼓)、獅子舞などの芸能を奉納するというお祭り。300年の伝統があり、若狭地区では最大のお祭りなのだそう。今年は完全復活ではなくて大幅に縮小しての開催だったそうです。

 

 

 

 

この辺は古い町並みが残って伝統を守ってる感じがします。お祭りの様子も京都の祇園祭のミニ版みたい。京都に倣うと、この24区のみが本来の小浜ということなんでしょうか。

 

 

 

 

山車は3種類見ましたがそれぞれ地区によって趣向が違いました。24基も普段はどこにしまってあるのでしょう。山車に乗っているちびっこたち、太鼓をたたいている人、前をぞろぞろ歩いている人もそれぞれ自分の地区の人たちなのかと。こういう行事を通して郷土愛が育って、コミュニティの絆が育つのでしょうね。この街ではそういうつながりがしっかりあるのを感じます。

 

 

 

 

一緒に行った人が地元の人で、小さい頃から地元人が必ず買うというベビーカステラの出店を教えてくれました。ベビーカステラだけでも数件お店が出ていたけれど、「ここしかダメ」なんだとか。確かにそのお店の前にだけ長い行列ができていました。私たちも並んでおみやげに買いました。

 

 

さて街の駅界隈。この日はTBSのモニタリグのロケをやってました。この様子を見ていたら私も映ってしまったみたいで、スタッフの人がやってきて、映ってもOKという同意書みたいなのにサインしました。ゲストが誰なのかを待っていたのだけどなかなか登場がない。この日は台風襲来一日前でめっちゃ蒸し暑くて待ちきれず帰りました。後で教えてもらいましたがゲストは相川七瀬さんだったそうです。

 

 

それにしても普段は閑散としたこの街でこんなに人を見たのはここ5年で初めてでした。私はインドア人間で人混みも苦手で、こういうお祭りは殆どいかないので誘ってもらわなかったらきっと行くことなかったのでいい経験でした。来年は・・また誰かに誘われない限り行くことはないかもです。