長浜市宮司町にあるぼたんの名所、総持寺。仁王門は江戸時代初期(1635年)建立。県指定文化財です。
もともとは朱塗りだったようですが、色褪せてかわいいパステルカラーになってました。
この柱から出てる部分を「木鼻」といい、
龍の彫刻をした部分があるところを蟇股(かえるまた)というそうです。
こういうところ、特徴的な桃山様式なんだとか。江戸時代が始まったばかりの頃だから、建築などにはまだ前時代の雰囲気が濃く残ってるのですね。建築のことはよく知らないので、これからも、いろいろみて知識のストックを増やしていきたいと思います。
その中にいる仁王像の目つきこわ💦 京仏師高野左京作。
この日は牡丹の花が目的だったので、花の写真を撮ったらそのまま帰ろうとしたのですが、その時にたまたま目を通したパンフレットの説明をみて、引き返しました。これを見に。松梅木(しょうばいき)。
一本の梅の木かと思ったら、松と梅が絡んでる木です。
幹の部分をみてみるとこんな感じ。
梅に松が宿ったかたちで生えてるのですが、一本の木から松と梅が伸びてるような感じ。読み方から商売気に通じ商売繁盛、あるいは二本が絡まっていることで男女ご縁結びの木といわれてるそうです。ここ、真言宗のお寺なんですが、弘法大師が食べたお弁当に入っていた梅干しから梅の木が生えたって説明が書いてありました。
梅の花が咲いているときに観てみたかったです。
今月も三重のゆかりんさまから赤福朔日餅を送っていただきました。
5月はかしわ餅。
柏葉の香りがほんのりとお餅に移ってます。つるつるのお餅は僅かに塩っけがあり、中の漉し餡の甘さを引き立てている感じ。
愛知の有名なお煎餅。名古屋で働いていた頃、よく手土産にいただきました。海老の風味が濃厚で美味しいお煎餅。ありがたくいただいています!
さてこの後はもう一か所、長浜の文化財を見学に行きました。続きます~。