福知山市の郊外にある三段池公園に寄りました。上の写真は駐車場から公園に続く階段です。近道ではありますがかなり急な傾斜で、看板には公園横の歩道を利用するよう促す表記がありました。
階段をのぼりきったら目の前には大きな池。上の案内板では時計でいえば3時の位置にいます。この池は福知山藩主松平忠房によって築かれたものだそう。福知山って明智光秀の所領というイメージが強いけれど、江戸期になったら徳川系の家の人が藩主になっているんですね。
水面には周囲の緑が鏡のように反射してとてもきれいでした。秋は紅葉もさぞ美しいかと!
池の周囲が散策道になっています。池の向こうに動物園や植物園があるとのことで、ここから反時計周りに歩きました。少し遠くに見えるのは茶室です。
散策道はこんな感じ。新緑がきらきら輝いています。
まだ八重桜が咲いていました。
手前の端っこに大きな木を一本いれて撮る構図、島根の足立美術館を訪れてからよく真似して使っています。
お茶室まできました。
茶室まで渡された橋をわたって近くまで行ってみました。松風亭という名での数寄屋造りで和室が二室あるようです。ただ、橋部分が結構錆ついたりしていて劣化していてちょっと怖かったです。
ここの公園はかなり広い。時間的に動物園か植物園かどちらか一か所にしか行く時間がなく、せっかくの気候の良い時期だったので植物園に行くことにしました。矢印に従って左へいきます。
園内は本当によく整備されています。草木も当然多いけれど雑草はちゃんと刈ってある感じ。坂を登っていった先に大きなガラス張りの温室建物が見えてきました。
周囲の花壇には色とりどりの花が植えられています。チューリップも終わりがけで、花部分が切られて茎だけが残っているものもありましたが、まだまだ見ることができました。
これは大江の鬼をイメージしたものですね。なんともかわいい鬼さん。全然怖くなくて愛嬌あります。
この後、植物園内部を見学しました。熱帯、温帯の植物が多く展示されていてなかなか興味深い内部でした。続きます。