4月11日。あいにくの曇り空。自宅から車で一時間ほどの距離にある海津大崎の桜を観に行ってきました。昨年の春、琵琶湖の北端、海津大崎の桜並木を車で走った時、湖を背景にした桜があまりにも美しくて、翌年必ず観にこようと思ってました。ここも桜の名所100選に入っていて、週末はかなり先から車列が続き混雑してます。

 

昨年、ブロ友のだわもんさんが近隣のJRマキノ駅に車を停めて、桜並木のところまで歩いてみえたので、今年は私もそれをまねて同じルートで歩いてみることにしました。あとで知りましたが、同日にだわもんさんもここにいらしていたそうです。数時間の差で同じルートを歩いて同じものを目にしていたんですね~にっこりキラキラ

 

マキノ駅の前の道路を琵琶湖方面にまっすぐ歩いた先にある湖のテラスです。

 

 

お天気悪くて残念ですが、晴天の時はここからの眺め素敵なんだろうと思います。ここに立つと海津大崎の桜も一望できます。対岸を縁どるように咲いている桜の木が見えるかな。

 

 

 

さて!今日はあの桜のところまで歩きます。並木の入り口まで距離にして約2km。湖岸に建つ民家のところに桜の木が点在してます。見事な満開。ぷくぷくに膨れてる感じ。

 

 

 

 

途中、道沿い、湖岸沿いに石積みが多く残っているのに気づきました。

 

 

 

 

昔は風雨のたびに水害が酷かったそうで、江戸時代にこうやって石垣が築かれたとのこと。

 

 

道路沿いには昔の建物が並んでて、興味深いです。マキノ駅でレンタサイクルを借りることもできたのですが、やはり徒歩で正解だったかもと思いました。いつもなら車ですーっと通り抜けるところを歩いていくことで、これまで見逃していたいろんなことに気づくことができたからです。

 

 

 

金色御殿!これ、暫く前にだわもんさんやなつみかんさんブログでも拝見したところ。何の建物か不明です。周囲の風景から妙に浮いている不思議建物。

 

 

その近くにある料亭、「湖里庵」。遠藤周作さんがゆかりのところ。HPを拝見したところ、現在は一日人客だけのオーベルジュになっているそうです。鮒ずしを始めとする発酵食がいただけるそう。

 

 

向かいにあるのが鮒ずしを売っているお店。

 

 

 

港跡の説明看板。湖のほうへ見に行ってみたらこんな感じ。いまは桟橋の杭だけが残ってます。かつてはここから大津に航路があったのですね。

 

 

桜並木が近づいてきました。

 

 

老舗ぽい酒屋さん。

 

 

 

こういうのも琵琶湖の各所でみたことがあります。琵琶湖南部の堅田でも見ましたが細長い船をいれてたのかな。

 

 

老舗の醤油やさん。

 

 

見えてきました!

 

4kmに渡って800本の桜の木が続きます。 

 

私が好きなのは花と背景の湖の組み合わせ。とても幻想的で別世界感。曇り空の日もこれはこれでよい雰囲気かもしれない。

 

 

 

桜が続く。

 

 

 

 

ちょうど散り際、風が吹いてきたらすごい勢いで花びらが飛び、花吹雪を何度も目にしました。ここの公園で暫く撮影しました。

 

そうそう、ここまで歩いてくる途中で通りかかったお団子やさんで、花見団子を買いました。

 

 

そして帰路にはこれも道沿いにあった老舗の佃煮屋さんで佃煮をおみやげに。友達にもお裾分けしたら喜んでもらえました。

 

 

やはり徒歩での移動はいろいろ発見があって面白いですね。あともう一回、桜記事を投稿します。