4月9日。お隣のおおい町在住の友達より「穴場なのでぜひに。」と勧めてもらった桜並木を観に行ってきました。おおい町の町花が桜ということもあってか、町内には桜の木が多くあるようです。佐分利川沿いに10kmにわたって延々と続く桜並木があります。快晴と満開と週末が重なったこの日、きっと観光客がいっぱい来ているのではと、クルマを停める場所を念のためにいくつか下調べしてから出発しました。

 

 

しかしまあ、本当に穴場でした。こんなきれいに咲いているのに殆ど人がいない。第一候補の駐車場にも停まっている車は数台で、すれ違った人は3組くらい。そしてそのうちの一組は小浜に住む友人夫婦だったという。狭い世界に生きています。爆笑

 

公園内の写真です。

 

 

 

 

 

ここから川沿いに歩道を歩いてみることにしました。片道1km、往復2kmくらい。青空に映えた桜がきれいでした。

 

 

大きな鉄塔と大規模な送電線。近くにおおい原発があるためです。

 

 

こちらに住み始めた頃、何本もの送電線が田園風景を横切る風景や、小さな町なのにそれに不釣り合いなくらい公共の建物が立派なことに違和感を覚えました。いまはだいぶ見慣れてしまいましたが。暮らしてみると原発に対しては単純に反対というのは難しい感じがしてます。

 

 

花は満開を迎え散り始めでした。風が吹くと花びらがはらはらと風に舞います。背景に濃い色の山とか木があると桜吹雪がわかりやすく映りますね。

 

 

 

 

この桜の木、幹の部分の模様がきれい。まだ若い木なのでしょうか。

 

 

 

 

昔は農家の人にとって桜の開花は田んぼ仕事開始の合図だったそうです。桜の木と田んぼって日本の原風景ですね。

 

 

 

今年の桜探索、あと2回ほど続きます。