福井県内の桜がようやく咲き始めました。毎年、一回目のお花見はここに行くことが多いですが、今年の春も小浜市・妙祐寺のしだれ桜から。樹高20mの大きな一本桜です。天候はたまに青空が出る薄曇り。開花は4月1日時点で6-7分咲きくらいでした。本日土曜日のほうがもっと開花も進んで見栄えよくなってると思うのですが、週末は観光客が増えそうで避けました。コロナの心配もありますが、このお寺に至るまでの道が狭くて、もし対向車とか来たら怖すぎるからです。この日、駐車場には他に車が2~3台停めてある程度でした。

 

夜はライトアップもしているみたいです。毎年、お昼間に来てますが、一度夜桜も観てみたいです。

 

 

 

 

 

この枝垂れ桜は150年ほど前に同寺の住職さんが譲り受けた苗木を境内に植えたのが始まりとのこと。ここ、平成の初めまでは竹藪の中で、そこを切り開いたところ桜の巨木が現れたそうです。この大木の横には無縁仏のお墓が集まってる場所があります。一般に知られるまでの100年以上の間、この桜は人知れず孤独のうちに亡くなった人たちの魂を優しく慰めてきたのでしょうか。

 

 

近くで写真を撮ったあと、このお寺がある集落を歩いてみました。お寺の横にある家から。

 

 

ここのお宅からは春になるとお座敷から桜が見れるのですね。観光客の往来で逆に落ち着かないかな?💦

 

離れたところから一枚。しだれ桜の木はこの集落のシンボルツリーみたいな役割なのかも。

 

 

更に遠くから。手前の濃いピンクの花を咲かせているのは梅の木。かなり遠くから甘い匂いが漂ってました。

 

 

スズランみたいな可憐な白い花。スノーフレーク。

 

 

ユキヤナギもまだちょっとだけ。つぼみが点々となっている感じもこれはこれでかわいい。

 

 

仕事をしていた頃はお花見というと仕事帰りか、週末に晴れたら出かける程度でした。そのため毎年2~3か所に行けたらいいほうでした。福井に来てからは自由時間が増えたので、今年もなるべく多く見て周りたいと思っています。今年の春も混雑する地域へのお出かけは控えるつもりなので、福井県内と滋賀県北部に限られそうですが。県内の桜はまだ大半が「蕾」か「咲き始め」。見頃を迎えるのは来週に入ってからです。