旅3日目。高山陣屋見学を終えた頃には雲一つない青空が広がっていました。この日は高山市内の古い街並みを歩く予定です。スタート地点は高山陣屋前。
陣屋のすぐ近くにあった日枝神社御旅所。
赤い橋のたもとにありました。御旅所は祭礼の時の神様の休憩場所みたいなところ。祇園祭の時も神様は御旅所に入られますね。高山祭の時も屋台はここから曳行出発するそうです。銅板板葺きの社殿。厳かな雰囲気でした。
橋を渡る。秋の日の景色がきれい。
市内を歩いていて頻繁にみかけたのがこういうの。岩の上に乗った社殿。どういう意味があるのかな。
古い街並みには江戸期から明治時代に建てられた町屋が連なります。大きく分けて3つのエリアに分かれてます。ここから一番近いのは上一之町~上三之町。町屋を利用した飲食店やおみやげ屋さんが多いです。下の写真は初日夕方に撮ったものなのであまり人が歩いていませんが、この辺が一番賑わっている通り。
一番賑やかな通りは避けて他のところを歩きました。修学旅行生が割といました。
市政記念館だったか。改修中でした。
この辺も観光向けのお店が多い。
いったいどこを歩いているのかよくわからない。でも初めての場所はどこを歩いていてもわくわくします。
家具のお店。
飛騨高山の街はこういう濃い茶色の建物が並ぶイメージ。
街路樹も美しく紅葉してます。
茶色いファミマ。京都以外で初めて見ました。
茶色いセブンイレブン。目立たないけれど街並みに溶け込んで良い雰囲気。
どうも造り酒屋さんが並ぶ通りにきたみたいです。立派な酒造が並びます。歴史を感じる看板と大きな杉玉!
私はお酒があまり飲めないので、せっかく運転しなくても良い日でも、試しにちょっと飲んだりすることができない。残念です。なので見るだけ。
これも割とよく見ました。二階の軒下に神様。台風がよく直撃するエリアに住んでいた私はこういうのをみるととても心配になります。💦 が、多分、この辺は日本海側と同じであまり強力な台風がくることはこれまでなかったのかもしれません。
江戸時代(天保)創業のお店。飛騨高山は江戸幕府の元直轄領。この日ざっと街なみを歩いて感じたのは、ここは他に比べてだいぶ豊かな地域であったのではということでした。まあ、そうでなかったら江戸幕府が目をつけて直轄領にすることはないですよね。💦 森林資源に恵まれて経済的に余裕があったので、文化が発達し、それらがよく保存されているのかもしれません。米作ができない山国にありがちな貧しい土地という印象があまりないです。実際はどうだったのでしょう。
おそば屋さん。今回の旅の後悔は一度もおそばを食べなかったこと。
写真が多いのでいったんここで切ります。続きます。