園城寺三井寺の境内散策続きです。場所はここ。琵琶湖の南端。観音堂は西国三十三ヶ所14番札所です。
焼き芋カラーの葉っぱ。こんなのを見ると晩秋のようですが、関西地方の紅葉はまだまだこれから。
観音堂の前を通って、更に石段を上り、展望台まで行きます。
展望台からは琵琶湖が見えます。眼下に観音堂の境内が。
前回来た時は琵琶湖ビューにばかり気がとられて見逃していたのか、隅っこに「大津そろばん」の記念碑を見つけました。結構大きい碑です。💦
副碑にその由来が書いてありました。大津がそろばんの発祥の地?そろばんの生産地というと兵庫県の播州そろばんが有名なことは知っていたのですが・・それも大津そろばんがルーツという逸話があるそうです。
石段を再びおりて境内へ。本堂は江戸時代初期の再建で県指定の文化財。
シールがペタペタ。コロナ禍前の浅草観音みたいに、平常時なら人いきれを感じるほど参拝者が集まる様子が浮かびます。厳しい修行のお寺と違って、観音様のお寺は緩さがあって庶民の味方という感じがします。常に喧噪が聞こえて、人々の願いを乗せたお線香の煙が空間に漂っているようなイメージ。
ここのご本尊は如意輪観音。平安時代の作とされているそうです。秘仏であり、開帳は33年に一度。前回の御開帳は10年ほど前にあったようです。
絵馬堂の額縁に龍の木彫りが。なにげなくすごいのがいっぱいありますね。
百体観世音。
全部の建物をみて周ったわけではないですが、とりあえず境内を一周、ということでこの後は駐車場に戻りました。境内一周後のスマホアプリの歩数計は3500歩。多分3000歩分くらいは三井寺境内で稼いだと思います。結構良い運動になります。💦 でもなかなか1日5000歩もいかないのですよね。