コスモスはメキシコ原産の外来種で、明治初期に日本に持ち込まれたそうです。いまではすっかり日本の秋の風景の一部ですね。
いろんなところでコスモス畑が見ごろを迎えているようです。今年はアイザワ商店さんの前の畑にコスモス畑出現、とのことで晴れた日にお出かけしてきました。が、2週間ほど前なので、まだ開花はまばらでした。コスモスはゆらゆら揺れているので撮影がなかなか難しいです。
近くに神社があるようだったので見に行ってみました。途中に大きなイチョウの木。来月くらいには黄色に染まって良い眺めになりそう。
集会所みたいな建物。
境内にとても大きな杉の木があります。
市指定の文化財になってるのですね。樹皮のうねり具合とか立派で歴史を感じます。
見上げる。
視線を再び下へ。この木で樹齢どれくらいなのでしょう。境内はよく手入れされていて住民の皆さんから大切に守られている印象を受けました。
奥に更に道が続いてます。
石でできた山門。この近くの別のお寺にもあったのですが、珍しいのではないでしょうか。普通にあるの??
ここのご本尊は十一面観音菩薩。その昔、白洲正子さんは若狭の十一面観音が祀られている寺院を観て周られたそうです。このお寺にもいらしたのかな。三重、近江、若狭に多いようです。観たい!いってみる。
でも全く誰とも会わない田舎の山寺。静かすぎて怖い。この辺では不審者はあまりいないだろうけど、熊が出るかもしれない。
歩いていたら、20メートルほど先でガサガサ・・!という音がして、何かが動く気配がしました。猿の集団でした! うわあ、どうしよう。襲われたら負けるよー。猿たちも少し距離を置いて闖入者を警戒して観察している様子。でもここまで来たし・・と歩く。山の中に佇む小さなお堂が見えてきました。
のぞいてみたら、中は空っぽでした。あらま。観音様は博物館かどこかで保管されているのかもしれません。
ということで、もと来た道を戻ることにしました。猿と目を合わせないようにしながら。昔、マレーシアの山奥で観光客が猿に襲われた場に遭遇したことがあります。大変なことになっていました。以来、トラウマ。その記憶が蘇る。怖。
途中にあった看板。ここの山では松茸が採れるのですね。
ということで10月上旬。30分程度のお出かけでした。田舎の山で会いたくないのは熊、イノシシ、猿。