台風14号が西日本の端っこのほうにいて、朝から不穏な空模様です。律儀に日本列島のところで曲がって横断しなくてもよいのにね。大きな被害なく済みますように。
お取り寄せは滋賀のたねやさんの最中です。
去年、近江八幡や五個荘の商人屋敷を訪れて知ったのですが、近江商人というのはかつて天秤棒一本を担いで諸国を旅しました。その近江商人に思いを寄せて名づけられたものだそう。6個入りで1200円ほど。
直前にもなか種(もなか皮)に餡を挟んでいただくというもの。いまはこうしたかたちで販売されているもなかをよく見ますが、この「手作り」もなかは、たねやが初めて考案したものなんだそうです。
サクサクの香ばしい最中種としっとりとした餡があわさって美味しい。餡の中には求肥が包まれていて、三種類の食感を一度に楽しめる感じ。求肥は時間が経ってもお餅のように硬くなりませんね。
上の写真は餡がはみ出すぎてしまいました。反対側から。
小さい頃はもなかは口の中に皮が張り付く感じがして、あまり好きではなかったけれど、いまは大好きな和菓子です。