先日、敦賀市内まででかけた折に、寄ってみました。八幡神社は敦賀市に3つあり、お目当ては三島町にあるほう。敦賀市は戦国時代に大谷吉嗣が治めた地。石田三成との友情エピソードなども印象深く、好きな戦国武将のひとりです。 この神社には大谷吉嗣が奉納した龍の欄間飾り、石灯篭、鳥居のほか敦賀城の遺構も少しだけあると知り、一度お詣りしてみたいと思っていました。
舞殿
舞殿には吉嗣を描いた絵がかけてありました。白い頭巾をかぶっているのは、この方はらい病に冒されていたため、顔が崩れていたからといわれてます。
その奥にある本殿。
境内の隅に資料館があり、ここを見学したいと思ってたのですが、コロナのため休館中ですと・・ 実は春先も問い合わせてそのお返事でした。
敦賀城で使われていた礎石と石瓦?
この神社には織田信長も1573年に立ち寄って、刀剣を寄進しているそうです。この年は金ケ崎の戦いのあった年です。浅井・朝倉勢から挟み撃ちされ、信長最大のピンチに陥った戦いです。信長は後年の本能寺の時は家来の光秀に、この時には義弟に裏切られているんですよね。
大谷吉嗣が寄進した鳥居はこれのことでしょうか。石造りです。桐紋がうっすらと見えます。
本殿前へ。重厚な雰囲気が良いです。
龍の欄間飾りはこれですね。素晴らしい彫刻。誰の作品でしょう。左甚五郎ぽいけど検索しても出てこなかったので多分違うのかも。
境内にいろんな狛犬がいます。
本殿の背後に小さいお宮さんがたくさんあって、いろんな狛犬ペアがありました。こうやってみると、それぞれ表情が違っていて面白い。
この横に吉嗣寄贈の石灯篭があったのですが、写真が撮れてませんでした。💦
もっとゆっくり狛犬さんたちを見たかったのですが、ここでは蚊に次々と襲われてしまい、やむなく退散しました。
少し消化不良の見学でしたが、久しぶりに歴史関連の史跡をみることができて楽しいひとときでした。