今回行ったレストランの反対側にある正面入り口。昭和9年(1934年)の建築です。茶褐色のタイルが全面に貼ってあるレトロな建物。京阪の浜大津駅のすぐ近くにあります。雑然とした雰囲気の街中にこの建物だけが時間が止まったみたいに存在していてなんか不思議な印象を受けました。
もともとは大津商工会議所と図書館だったそうですが、現在はレストランが4軒入ってます。外からみると、その飲食店の存在もあまりわからないくらい。ほかには会議室やホールなどがあって、複合施設として現役のようです。
登録有形文化財。
玄関上の飾り。
イタリアンとは反対側に入っているレストラン。赤地に白抜きで「肉とワイン」って書いてあるのがやたらと目立ちました。(笑)
玄関ホール内。
この照明は建てられた当時のものみたいです。
石造りの内装。外は曇天ということもあったけれど、照明があっても薄暗い。この雰囲気、ヨーロッパの建物の中にいるみたいです。
階段を使って上階に行ってみました。気づいたのが階段脇にある装飾。
ちょっとピントぼけしてしまいました。💦 これもきっと当初からのものなのでしょうね。
2階。事務所と会議室がありました。昔の写真も飾ってありました。
更に上がって3階までいきました。3階はホールがあり、何かのイベントで使用されているようでした。ちょうどおわりがけでたくさんの人が出てきたので、写真は撮らず私たちも階下に戻ることに。
下の写真は窓の外側から。
こうして昔の建物が取り壊されることなく、メンテされて使用されているのは良いですね。
旧大津公会堂の位置。こうやって地図をみると、大津と京都ってめっちゃ近いです。