4月1日。この日もお天気が良かったので、当初、桜の名所として知られる敦賀市の金崎宮に行こうとしていました。が、運転している途中で気が変わり、滋賀県の北琵琶湖にある海津大崎の桜を観に行こうと滋賀方面にハンドルを切りました。
海津大崎。普段は閑散とした田舎町にこの季節だけは県外からも観光客がやってくるので、琵琶湖沿いの道は大渋滞だとは聞いていました。今年はコロナ禍でもあるし、もしや、空いているかも?と思って行ってみたのですが、琵琶湖も見えないうちから道路が渋滞してます。これではとてもお花見どころではないなあ・・と、早々に諦め、そのまま長浜市まで行ってしまうことに。
で、長浜到着。
長浜城横にある豊公園も日本桜の名所100選に選ばれている場所です。ちょうど花も満開。そこそこの人出でしたが、都会の混雑に比べたらまだまだ余裕。公園横の駐車場に車を停めて歩きました。
敷地に植えられている桜の数は600本。この日はまさに桜満開のピークで、加えて雲も風もない晴天。いま振り返ってみるとこの春で一番のお花見がここでした。木漏れ日の下に花見客が集う様子は幸せの図そのものでした。この光の当たり具合、ルノワールの絵をみているみたい。
お城と桜。石垣横の桜の木がまた見事で。
萌え出る新緑と桜と。上をみていると花の海に溺れるような錯覚。
天守閣に登ってみました。ここのお城は復元天守。コンクリート城で内部は資料館になっています。エレベータも完備。普段なら内部の展示を片っ端から読んで見てするのですがこの日は展示をとばして最上階へ。ここから花の海を見下ろしてみようと。
15分ほど四方から景色を眺め、また公園を歩きました。例年なら宴会するお客さんもいっぱいいそう。
ちょっとモードを変えて撮ってみましたが・・別世界感が強すぎるのでやはり普通の写し方のほうが良いですね。💦
気が付いたら午後3時を過ぎていました。花に夢中になりすぎて、忘れていましたが、まだおひるごはんを食べていません。公園横にあるホテルヴェローナ内にあるカフェに行きました。時間外だったけれど、ピザを焼いてくれて、この日のランチに。ああ、本当に素晴らしい桜だったなあと反芻する日でした。