滋賀県長浜市で3月10日まで開催されている盆梅展を昨年に続いて今年も観に行ってきました。300鉢の中から見ごろの梅を入れ替えて常時90鉢ほどが室内に展示されています。

 

今年は切り絵作家・早川鉄兵氏、京都芸術大学の学生さんたちとのコラボによる展示となり、昨年とは随分趣向が変わった感じに。盆梅という伝統に今の時代の感性を掛け合わせた、とても素敵な展示でした。

 

 

梅は鑑賞するとき、枝ぶりや樹形もみます。桜の花は満開が美しいと思いますが、梅の花は満開よりも全部咲いてないほうが、楚々とした雰囲気があって好きです。ウインク

 

 

 

 

 

 

 

この古木は樹齢400年の「不老」です。

 

 

高さ240cmもあり、見上げるほど。幹のねじれ具合が迫力いっぱいで、凄みさえ感じました。ここに置いてある全ての梅盆の中でもこの木に一番惹かれます。その生命力や強さに惹かれているのかも。今年も一番多く写真を撮りました。

 

 

 

 

 

金屏風の前に置いてあったのは蓬莱。

 

 

実際にはまだまだあるのですが、全部載せきれないので、新館の展示に移動します。新館の展示は切り絵作家さんの作品とのコラボです。

 

梅の香りに惹かれて動物たちが長浜盆梅展にやってきた、というテーマだそうです。切り絵作品はもう引き立て役という以上のポジション。どちらも主役という感じがしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も大変見ごたえのある展示でした。この日はせっかく長浜まで来たので、まだ行ったことのない大通寺にも行ってきました。ランチ記事なども続きます。ニコ