琵琶湖八景・近江八景|滋賀県ホームページ (shiga.lg.jp)
滋賀院門跡を出たあと、カフェで休憩しました。コーヒーを飲みながら、近くにまだ行ったことのない名所はあるかな~?と探していて見つけたのがここ。近江八景のひとつ、「堅田の落雁」で知られる浮御堂です。八景を囲む風景も広重の時代からは随分変わってしまったけれど、やっぱりなんでも一通り見ておきたい。
琵琶湖の一番狭まったところに位置する満月寺というお寺です。建立は平安時代。歴史あるお寺ですね。目の前に専用の無料駐車場がありました。
拝観料を納めて、ふと見上げた頭上に迫力満点にうねる松の古木。龍に例えるべきか、いや、大蛇?、ちょっとドキッとしました。
当初、琵琶湖を背景に湖上に浮かぶお堂を楽しみにしていたのですが、境内に生える松のインパクトが凄くて、浮御堂の印象は「松」に上書きされてしまったような感じです。境内にはこのほかにも本当に立派な松がたくさんありました。
浮御堂に向かう橋のたもとにある松はとりわけの存在感。調べてみたら幹周約4m、樹高8m、推定樹齢400年とのこと。
歌川広重が描いた「堅田の落雁」の絵。制作されたのは江戸の後期だから広重もこの松の木を観ていたことになりますね。当時の松の木は若い木のようだけど、よく観たらどこから生えているのだろう・・・
これは別の松。大きすぎて写真の枠に収めきれず頭の部分だけ。
お堂の前で枝が長く伸びた松。枝張りが29mだか。推定樹齢350年くらい。
さて。浮御堂へ渡ってみます。晴天で風もないので気持ちいいです。
振り返ってみる。
お堂の周囲もぐるっと歩けます。対岸の向こうにみえるのは近江富士でしょうか。
湖東方面にいく際にいつも通る琵琶湖大橋がみえます。
近江八景は今の時代にみてもやはり美しい眺めでした。
途中で休憩したカフェで。
土日祝に販売するクレープが人気だそうです。平日だったのでクレープにありつけませんでしたが、ミルクレープのケーキがあったのでそれを。滅多にこれないので、この日はダイエットのことは忘れて、イチゴの乗ったムースも。やっぱりプロの職人さんが作るケーキは美味しいです。