昭和初期に三中井百貨店を築いた中江家4兄弟の末の準五郎本宅。

 

 

 

昭和8年(1933年)の建物。立派な蔵が2つと池泉回遊式の庭園がありました。お庭についてはのちほど。

 

 

 

 

 

廊下の頭上につい視線が。一見して立派なものを使ってあるのがわかります。

 

 

蔵の中にはお人形がたくさん飾られていました。

 

この部屋でもつい天井をみてしまう。

 

 

欄間の透かし彫りは鳳凰でしょうか。

 

 

二階に上がる階段の手すり。

 

 

 

 

立派な円卓が置いてありました。中央部分は鎌倉彫ぽい感じ。それとも中国のものかな。この建物では特に案内いただくことがなかったので詳しいことがわかりません。

 

 

 

お座敷。掛け軸は「平家物語」から?

 

 

 

 

 

 

 

外に出てみました。

 

 

庭には石灯篭、巨石が配置され重厚な雰囲気。

 

 

池の形の全体を写真に収めることができなかったのですが琵琶湖の形をしていました。なので下の写真の石橋は瀬田の唐橋なのだそう。この後で訪れたほかの商人屋敷でも庭園内の池が同様に琵琶湖のかたちを模してありました。当時、近江商人の間で庭園をつくるとき、池は琵琶湖の形でつくるというのが人気だったのだそうです。やはり近江の象徴ですものね。

 

 

 

 

この日は4軒も一度に商人屋敷を見学したので、どうも記憶がごちゃまぜになっています。💦 こうやってブログに整理しながら頭の中も整理している状況です。続きます~。