滋賀県大津市・石山寺紅葉狩りの続きです。最近、紅葉の記事ばかりで見て下さっている皆さまには少々食傷気味かもしれませんが・・・当分続きます。 今だけしか楽しめないものなので、時間のあるうちに存分に見ておこうと。
この日もそうでしたが自然の姿があまりにも美しくて写真を撮りすぎてしまいます。デジタルの時代で良かったです。💦 これがアナログ時代なら大赤字ですね。
無憂園という名の日本庭園です。東屋の周囲に朱塗りの橋、池や小さい滝があります。初夏の頃は花菖蒲が美しく咲くそうです。立派な藤棚もありました。暖かくなる頃はまた違う風情でしょう。ぜひ戻ってきたいと思いました。
駐車場は車がいっぱいだったのに、この辺にくると人もまばらです。
少し進んだところに小さい池があり、紅葉が水面に映り込むのが見れました。
フォーカスを替えてみる。
視線を水面から頭上に移します。成人式の時に作ってもらった振袖の柄はこんな感じの色づかいでした。私自身の場合、20代の大半が外国暮らしで終わってしまったので、親戚の結婚式くらいにしか着ることがなくてもったいなかったなあと思います。
石山寺の境内をぐるっと一回りして再び参道へ戻ってきました。
当初、井戸があるのかな?とそのまま通り過ぎたのですが、説明書きをよくみると、石が置いてあるようです。この地を守る神様がこの石の上に座っていたと。仏教の「お寺」を建立することを告げたのが比良明神という「神様」だったというところ・・・ここにも神仏習合の思想を感じました。というか、日本人の間では明治時代になるまではこういう考え方が普通だったのではないかと思います。
大黒堂の前です。米俵が置いてありました。
大黒様の使いといえばネズミ。ここでは12年に一度のネズミ年に限って秘仏の大黒様が開帳されるそうです。今年はねずみ年。日程を調べたら10月最初の週だったので既に遅かったです。本堂前にはきれいな菊の花も。
屋根の内側のデザインがなんだかおしゃれです。
再び参道に出て東大門へ歩きます。俳句の季語に「山粧う」という言葉があるのを思い出しました。秋の山は錦繍の衣をまとっておめかしして・・と本当にそんな感じ。ちなみに春は「山笑う」、夏は「山滴る」、冬は「山眠る」という季語があります。
東大門前をくぐってすぐにある真っ赤なもみじが一番インパクトありました。
ところでこの日、境内でおみくじを2回引きました。2つめはわずか30円だったのでつい2回目をひいてしまったのですが、ほぼ同じことが書いてありました。おみくじはぼんやりと引くのではなくて、事前に「これこれのことを教えてください」って念じて引くと、それに対する答え(今の状況やこれからどうすべきか)を教えてくれる感じがします。今年はコロナ禍で心が塞ぐ状況にいらっしゃる方も多いと思いますが、私も私生活ではいろいろとありまして、結構しんどい時期を過ごしています。 なんか神様仏様に現状を言い当てられた感じがしました。いいことがありますよう祈ります。
再び東大門の前に立って。きれいな紅葉を見せてもらってありがとうございました。
さて、次は遅いランチに行きました~。続きます。