昨日のお昼前、地元の友達と電話で話をしていた時に「東舞鶴に紅葉の名所がある」と教えてもらいました。とてもいいお天気だったので、午後からは近所のお寺にでも写真を撮りにいこうかなと思っていた矢先でした。電話を切ってから、そのまま行き先を舞鶴に変更して行ってきました。1時間後。現地からその友達に「もう来てます!」とラインをしたら驚かれていました。本当にgood timing!でした。

 

 

福井県側から舞鶴に入ってすぐのところにありました。「関西花の寺25寺」のひとつですが、見事な紅葉が見られることから「丹後のもみじ寺」と呼ばれているそうです。平安時代初期のお寺で、江戸時代以前からもみじの植林が行われ、その総数数千本。こんな素晴らしい場所があったのかと驚きました。穴場だと思います!

 

 

通っていった順番に写真を紹介します。参道の両脇に紅葉が植えられアーケードのようになっていました。緑、黄、赤の3色が混在してグラデーションを成していました。私は秋の色ではこのグラデーション紅葉が一番好きです。天候が変わりやすい日本海側ですが、ちょうどこの時にさーっと陽が差してきて、葉っぱがキラキラと輝き始めました。本当に美しい眺めでした。

 

 

 

参道に大木の目印が。歴史のあるこのお寺、眞如法親王お手植えの千年がやだそうです。

 

 

手前の鳥居の大きさと後ろの大木の大きさを比較したら、どれくらい大きいかわかるかな?素晴らしい木です。名の通り千年という月日を生きているのに全く生命力の衰えを感じさせない存在感がありました。

 

 

参道に戻り、歩きます。再び目を見張るようなキラキラした眺めが続きます。一部の葉っぱが地上にも落ちていて秋らしい風情。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

室町時代の三重塔です。若狭地域はこんな時代の建物がまだ残っているのですよね。ご本尊は当初の阿弥陀如来より、1082年から波切不動尊になったそうです。海難、水難などの災害から守ってくれる仏様です。舞鶴といえば海軍。海軍からの信仰も厚かったそうです。秘仏なので開帳は節分の日だけ。

 

 

いろんな角度から三重塔を撮影してみました。

 

 

 

手前の紅葉をぼかして、奥の建造物にフォーカス。

 

その逆。

 

 

 

 

さてこの後は石段を登って本堂に向かいました。写真が多いのでいったんここで切ります。

 

 

場所はココでーす。週末は日本海側もお天気が良さそうなので、紅葉狩り日和ですね。