三方五湖レインボーライン山頂公園です。
公園の端っこのほうに二階建てになった展望所がありました。テーブルとイスが備えてあって、ここに座ってゆったりと空の移り変わる様子を眺められるようになってます。
日本海です。午後になると逆光になるので、海が銀色にみえてとても美しいです。日本海は冬以外は穏やかで絵のように静か。雲の動きで見え隠れする太陽とさざ波の動きで、光の反射具合が瞬間、瞬間で変わり、この様子は幻想的というか神秘的というか、神々しさを感じます。昔の人が神様を感じたのは、こういう光景を目にした時なんだろうなあ・・と遠い昔に思いを馳せたりしました。
でも。幻想的な自然を前に厳かな気持ちになりかけても、そこに五木ひろしBGMがかぶる・・・。
太陽の位置が下がるにつれて海の色が銀色からオレンジ色に変わってきました。
秋晴れの日は太陽が出ている時と隠れている時の気温差が激しく、昼間は汗ばむほどの陽気でも、日没近くになるとかなり寒くなってきます。
それでももしかしたらこの日はすごくきれいな夕焼けが観れるかも・・と期待してしまい、寒さをこらえて陽が沈むのを待つことにしたのですが、公園のリフト運行が日没前の4時50分で終わりとのこと。アナウンスが聴こえてきて、後ろ髪を引かれる思いで下山しました。
山頂から降りたところにある駐車場から西方角の空を撮りました。空一面に夕焼けが広がる日ではなかったようです。こうやって夕焼けを狙ってみると、なかなか思ったような空に巡り合えないものです。