若狭地方を東西に走っている国道27号線があります。この道路を舞鶴を過ぎても延々と運転して・・いったらどこまで続くのでしょう。今週はこの道路をたどって京都府綾部市までドライブにいってきました。
この日のランチは明治から続く漢方薬局が運営する薬膳喫茶で。古い商店街にあり、築120年の町屋を改造したというとても雰囲気の良いお店でした。
きれいでゆったりできる雰囲気。こんな素敵なお店、近くにあったら毎週でも通いたいなと思いました。
蓮の葉包蒸飯セットをお願いしました。デザートや薬膳スープもついて税抜きで1300円です。
大きな蒸籠の蓋を外すとこんな感じ。蓮の葉っぱ・・確かに大きいですよね。 ご飯をすっぽり包み込むような感じです。葉っぱを広げてみました。
おこわみたいな感じでした。薬膳料理独特の匂いと芳ばしい香りがふわあ~っと香りました。蓮の実、クコの実、松の実、卵、焼豚、貝柱などの具がぎっしりです。蓮の実、クコの実、松の実・・などは「腎を補う」、つまり腎臓機能の回復に役立つのだそうです。そんな知識がなくても、この匂いを嗅いだだけで、もう本能的に(笑)、身体に良さそうというのが感じられました。デザートのプリンも控えめな甘さで美味しい。
一緒に出してもらったお茶も薬膳らしい、でも決して「薬」を連想させるような強い香りではない飲みやすいものでした。
さて、この日は綾部市にあるグンゼ博物苑のバラ園を観に行く予定がありました。このため早々においとますることに。駐車場はお店から50mくらいのところに4台分ありました。
お店の前の通りは、綾部の昔ながらの商店街のようです。駐車場前にあった別の薬局があまりにもシュールで思わず立ち止まってしまいました。カメラを持ち歩くようになってからこういう建物が私を呼び止める。
時間があれば端っこから端っこまで歩いてみたかったです。この薬膳喫茶はぜひいつか再訪したいので、散策はその時にでも!