初めて信楽の街を歩きましたが、徒歩圏内に多くの窯元が集まっている感じです。そこを縫うように散策路が整備されていました。連続ドラマの舞台にもなったばかりだし、もっと大々的に観光地アピールをしているのかなと思っていましたが、それほどでもなく、静かな古い住宅街という感じの場所でした。
ここは歴史400年という明山窯の昔の登り窯。いまは使われていません。自由に見学ができるようになっていました。下の写真のように登り窯のすぐ近くまで住宅街が迫ってきてます。敷地内に明山窯プロデュースのカフェやギャラリーなどもありました。(あいにくお休み。)
ここは写真の被写体としても魅力的な場所でした。私たちのほかにも数名、写真サークルの集まりとおぼしき方々が立派なカメラで熱心にあちこちでパシャパシャされていました。こういう場所では構図をどうしようとか、枠組みにどうやって被写体を収めようとか、いろいろ考えるのが楽しそう。
登り窯を下からみたところ。下部の穴のところに燃料の薪をいれて焼成するのですね。
電気窯?と思われる巨大な冷蔵庫みたいなのが。
複数ある窯の中。
壁部分を接写するとこんな感じ。壁一面に大きなヒビが無数に入っていました。なんか迫力を感じます。
その後に向かったのは信楽陶芸村。昔の登り窯を使ったカフェがあるとのことで、話のネタに行ってみようと。散策路を車で行ったのですが、思っていた以上に途中から道が狭くなり、もうタイヤが落ちそう・・という以前に前に進まないかも・・なほどの隘路に嵌り込み、危機的状態に陥ってしまいました。助手席に乗っていた私も冷や汗をかきました。ゆかりんちゃんの運転スキルのおかげで、試行錯誤の末、この難関を突破できましたが、もし運転していたのが私だったら絶対車をズリズリ・・と擦って、前にも後ろにも引けず、動けなくなって、JAFを呼んでいたかも。というか、JAFはこんな状況でも助けにきてくれるのでしょうか。 この辺、ヘタに車でいかないほうが安全な気がしました。
登り窯カフェのある陶芸村。無数のたぬきが出迎えてくれました。
あっちからもこっちからも見下ろされている感が。
さて、のぼり窯カフェはこんな佇まい。
それぞれの焼成室内にテーブルが数客あり、飲食できるようになっていました。夏は暑くてたまらないかもしれませんね。ここで何か食べることもないかなあと、観るだけ観てUターンしてきました。(^-^;
のぼり窯カフェを見た後は少しだけ散策路を歩きました。人通りもまばらで、やはりあまり派手は雰囲気はありませんでした。
古い家屋が立ち並び、やきものが飾られてたりしました。
古い民家の前を通りかかったら不思議なオブジェが。
アート作家さんがいらっしゃるのかな?
もうちょっと歩いたのですが、この後は再びカフェへ。
何気なく撮影したたぬきですが、パソコンの大画面で確認したところ、この一枚がホラー写真のように写っていてびびりました。夜中に道でこの親子に遭遇したら絶対怖い。