アメブロで「カメラ・写真」ジャンルに入れてもらっているのですが、最近全く外出しておらず、それらしい写真がなかなか掲載できません💦 カテゴリーから外されたら困るので、今日は過去の写真を。7月の帰省時に実家から一部持って帰ってきたものです。90年代の旅行写真なので撮影はアナログの小さいコンパクトカメラです。それをデジカメで撮りました。最近のデジタル写真を見慣れた目で見てみると、ものすごいレトロ感。
これは南太平洋の島国、サモアで。
場所的にはフィジーの近くです。スティーブンソンが晩年を過ごした地でもあります(「宝島」を書いた人)。昔活躍した力士の小錦はここからプロペラ機で30分くらいの距離にあるアメリカン・サモアの出身です。ということもあり、人が大きい。旅行中は子供に戻った気分でした。ここにはひとり旅で訪れ、一週間ほど過ごしました。現在はだいぶ観光地化が進んでいるかもしれませんが、当時はオーストラリア人とかニュージーランド人くらいしか旅行客はおらず、どこにいってもこんな感じの素朴な風景が見られました。毎日のように現地の人のお宅に招いてもらい、ローカルの食事をごちそうになりました。見ず知らずの観光客を家族のようにもてなしてくれたとても親切なひとたちが住む国でした。過去に旅した約30か国のうち、一番思い出深い場所です。
これも南太平洋の島。クック諸島。ニュージーランドの自治領になります。
場所的にはタヒチの近くです。美しい自然が残る島です。ひとり旅で一週間ほど滞在しました。
写真は夕方のビーチです。島はかなり遠くまでサンゴ礁に囲まれていて、海の波が押し寄せてこないんです。そのため海面は波が立たず、鏡のように静かに空の色を映しています。毎日日没前後、2時間くらいかけて空の色が変わっていくさまは圧巻の美しさでした。
パリです。
初めてのパリ滞在もひとり旅でした。この時は10日間、パリのホテルに滞在しました。毎日メトロを乗り継いでパリ市内の美術館を巡りました。下の写真はステンドグラスで有名なサントシャペル教会。
上はルーブル美術館外にあるガラスのピラミッド。ここの美術館には朝の開館と同時に入館し、お昼は館内の売店でサンドイッチを買い、食べ終わったらすぐにまた鑑賞。閉館時間になるまで美術品にへばりつくようにあちこち観てました。これをまる2日間。教科書や本でしか見たことのなかった本物のアート作品が至るところにあり、それを間近で見られる経験は本当に幸せなものでした。ミロのヴィーナスとか普通にぽんと置いてあるのにびっくりしました。いま思うと、美術鑑賞ってかなり体力を消耗します。若い時はこんなことも平気だったんだなあと。全部をしっかり観ようとしたら4か月かかるとか?うーん、また挑戦したいな。
これはおそらくベルギー。でもどこだろう、ブリュッセルかブルージュかな。
ここもひとり旅で2週間。うち3-4日間はロンドンにいたので実質10日間ほどの滞在。当初は10日間かけてオランダとルクセンブルクも周る予定だったのですが、ベルギーがめちゃめちゃ気に入ってしまい、予定を変更して、ずっとこの国だけに滞在することに。勝手に旅程を変更しても誰にも何も言われないのは、ひとり旅ならではのメリットでした。電車に乗って小さい田舎町を訪れたりもしました。いま思うとオランダなんかすぐ近くだったので行っておけばよかったと思います。
しばらく前に知ったのですが写真のネガフィルムがあれば、写真データをデジタル化できるスキャナーがあるそうです。これを入手して、持っているアナログ写真を全てデジタル化したいと考えています。調べてみたら、もっと簡単にそれができるアプリもあるとかで。アナログ時代に撮りためた写真も山ほどあるので、時間のあるいまのうちにデジタル化しておきたいなと思っています。