今日は75回目の原爆の日。被爆者の数は年々減り、現在その平均年齢は83歳なのだそうです。今朝の新聞のひとすみにこの広告記事を見つけました。この三輪車には3歳の男の子が乗っていたのですね。午前8時15分。原爆投下はこの男の子がお友達と一緒に遊んでいた時だったそうです。

 

 

短い文章でしたが、何度も読み返してしまいました。私自身、前回、広島の平和記念資料館を訪れた時、展示の中でとりわけ強く印象に残っていたのがこの三輪車でした。三輪車をみながら、これに乗っていただろう子供はどうなったのだろう?家族は?周りの人たちは・・?と思いを巡らしました。「しんちゃん」という名だったのですね。そしてこの子の父親は3人の子を一度に失った・・。

 

 

75年。もし原爆投下がなかったら、いまごろはお孫さんたちに囲まれて幸せな余生を送っていたかもしれません。戦争はあらゆる人から、その未来の可能性全てを突然奪う、とても恐ろしいものだと思います。そうした経験をした人が年々減って、人々の関心が薄れつつある今の時代がとても怖いと思います。日本の周囲だけをみても、東アジアで軍備を増強する中国、核開発をやめない北朝鮮。何か不穏なものを感じます。

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

 

余談:先月、敦賀のケーキ屋さんで買ったザッハトルテ。美味しくいただきました。Yahoo!時代からのことですが、記事のタイトルを食べ物関連にするとアクセス数がいつもより3割くらい増えます。逆にアクセス数がとても少ないのが映画と本の記録です。また過去に非常にアクセスが増えて驚いたのは自身の失敗話&不幸話です。(苦笑)笑い泣き