昨日、コンビニにいったついでに食事についての本をパラパラと立ち読みしていたら、「へ~?!」と思うことがいろいろ書いてあったので買ってきて家で読んでました。気になるところはネットで更に調べてみました。備忘録としてメモメモ。
牛乳
骨の健康にカルシウムだけ多く摂っても意味なし。1:1の比率でマグネシウムの摂取が必要。過剰なカルシウム摂取はマグネシウムとのバランスが崩れる→血中に増えすぎたカルシウムが血管内、臓器細胞内など骨以外の場所に居座る→異所性石灰化。
もうひとつ怖かったのが、最近の牛乳生産には牛に大量のホルモン剤が投与されているということ。妊娠中の牛からも無理やり搾乳するので女性ホルモンの濃度が高くなる。→ インスリン様成長因子と絡んで乳がんや前立腺がんの大きな原因に。牛乳を原料にしたバター、チーズ、ヨーグルトなども同様。また牛の餌に含まれる農薬、抗生物質の心配も。
鮭
養殖のサケにはダイオキシン、PCBなど発がん性が疑われる汚染物質が天然ものに比べて多く含まれている。養殖鮭では北欧、北米、チリ産の順番で汚染物質を多く含んでいたという調査結果も。
大型魚・底物魚
マグロなど危ないってよくいいますが、汚染物質が溜まりやすい海底で生活している魚(カレイなど)も有害物質の濃度が高い(水銀など)。こういうのは一度体内に溜まったら排出に時間がかかる。
トランス脂肪酸
植物油に水素添加という工業的技術を加えることで発生する物質。日本以外の国では結構厳しく規制。がん、糖尿病、うつ、アルツハイマーなどあらゆる疾患のもとになるリスク。(菓子パン、即席めん、生クリーム、バター、マーガリン、ケーキ・ドーナツの類、ポテトスナックなどに含まれる)
肉食
肉を食べる→体内にアンモニアが発生、処理のため腎臓や肝臓に負担。血液が酸性になる→それを中和するため骨からカルシウムが放出。骨が弱くなる。「肉を食べて骨が弱くなる」なんて本当にびっくり。
飼育の過程で使われる抗生物質(病気予防のため)、生育を早めるホルモン剤なども。ハムやソーセージなどの加工肉はそれ以上のリスクがあり、1日50g(ソーセージ2-3本)を毎日食べると大腸がんのリスクが18%上がる。
農薬
日本は世界屈指の農薬使用国。スーパーで米国産の野菜や果物をみると、農薬だらけの印象を受けるけれど、実際、日本の作付け単位面積あたりの農薬使用量は米国の7倍である。輸入品にはポストハーベストの問題がある(特に果物、果肉部分に浸透する)。輸入牛肉は安いが、ホルモン剤で成長促進されたものも多い。
昔、三重にいた頃にお世話になっていた漢方の先生から「白い食品」(砂糖、白米、小麦粉)は食事からなくすようにと指導されていました。特に白砂糖は健康を蝕むし、依存性が高くてなかなかやめられない、まるで覚せい剤みたいなもの、だと。牛乳も飲むなといわれてました。大型魚もだけど、肉食もだめ。早死にするぞ、と。そんなこと言われて何を食べて生きるのよ、と思ってましたが、最近あの先生の言葉をよく思い出します。完璧な実践は無理なので日常の中でちょっと意識を高め、できることから少しずつ変えていきたいと思うこの頃。