津市高野尾の赤塚植物園。前を通った時にちょうど雨上がり。今年アジサイを見れる最後の機会かも、と寄ってみることにしました。入園料500円を払って中へ。
アジサイはもう終盤にさしかかっていましたがまだまだきれいな花を咲かせている株が多くありました。園内には100品種1000株のアジサイが植えられています。先月出かけた舞鶴の10万株に比べるとはるかに小さい実験農場的な場所ですが、こぢんまりした感じで好きなところ。
アジサイは雨上がりが一番きれいですね。タイミングも良かったし、お天気が悪いこともあってこの日は園内私だけ。マイペースで撮影しながら歩きました。
アジサイ園の奥はシャクナゲガーデンがあります。開花期は終わっているので森林浴気分で歩きました。
桂の木。この葉っぱの形が好き。
敷地の中のごく一角にあるだけだけど、スイレンの花を見つけました。アジサイが終わってちょうどこれから開花期ですね。・・・と、ここで疑問が。これ本当にスイレン?もしかしたらハス?
ハスとスイレンってどこが違うのだろう?と疑問に思い、ネットでその違いを調べてみました。
見分け方としては花の位置でみると
ハス:水面より上のほうで咲く。
スイレン:水面に咲く(モネの絵みたいな感じ!)
でも例外があって熱帯種スイレンは水面より上で花を咲かせるそう。
次に葉っぱの形では
ハス:切れ込みなし。緑色のみ。水をはじく。
成長すると葉っぱが水面から立ち上がる。
スイレン:切れ込みあり。赤い斑点もあったりする。
水に浮かんでるまま。
やっぱりこれはスイレンですね。モネの絵に似ているし、お釈迦様と一緒に咲いているハスは蕾の形も花弁ももっと丸っこい感じがします。
同じ赤塚植物園のレッドヒルヒーサーのほうに行くと、大きな池に咲くスイレンの花が見られるようです。今回は時間の関係もあってそちらには寄りませんでしたが、機会あれば行ってみたいです。
また別のエリアで。タイタンビカスという花だそうです。ウエブサイトでの説明によると特定のアメリカフヨウとモミジアオイを交配させ赤塚植物園が開発した新しい花なのだそう。
花がめっちゃ大きい。私の印象では20cmくらいある感じ。タイタンビカスという名前はハイビスカスのような花姿とこの存在感に因んで名づけられたのだそう!結構、背も高い花のようです。なんだかタチアオイとハイビスカスが混ざって巨大化したような感じでした。
モンシロチョウの姿も。緑がいっぱいで癒される空間でした。
赤塚植物園 第三農場内 赤塚シャクナゲガーデン
三重県津市高野尾町字西豊久野1902-1