今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の放送がコロナの影響で延期になり、この枠では過去の大河ドラマが再放送されてます。昨夜の再放送は1987年・渡辺謙主演の「独眼竜政宗」でした。ちょうど8時頃、アマゾンプライムで映画でも観ようかな・・とTVのスイッチをいれたところ、チャンネルがNHKになっていて、その番組が始まるところでした。少し様子を見て、すぐにアマゾンプライムに切り替えるつもりが、映像の思わぬド迫力に惹き付けられ、結局、番組の最後まで見てしまいました。チュー

 

33年前のドラマです。渡辺謙さんは片目を眼帯で隠してましたが、もう片方の目から発する眼光がギラッ雷とすごい・・・滝汗 当時はまだ無名に近い新人だったそうですが、本当にまだ無名だったの?というくらいの強烈な印象でした。そして勝新太郎さんが秀吉役をされていました。勝さんの秀吉は渡辺謙さんを更に上回るような凄みが~~。この人がそこにいるだけで場の空気を変えてしまう感じです。緊張感漲る二人の対面シーンを見ていたら、息をするのを忘れてしまいそうに(笑)。他の出演俳優さんたちの重厚さもいまどきの線の細い役者さんたちと比べるとなんだか全く別物という感じがしました。当時の平均視聴率は40%近くあったそうです。「大河ドラマ」といえば別格という、そんな時代だったのだなあ・・と。

 

 

来週は司馬遼太郎原作の「国取り物語」が再放送されるそうです。昔、この小説を読みましたが、人物らがとても生き生きしていて、司馬さんの小説の中でも結構好きな作品のひとつです。それに登場人物が今年の大河ドラマとかなりかぶっているので興味深く、来週もぜひ観たいと思います。