60~61本目。

 

英題:A Single Rider

監督:イ・ジュヨン

キャスト:イ・ビョンホン

 

勤務先の事件に巻き込まれ全てを失った男が、離れて暮らしていた妻子の秘密を探るうちに、衝撃の事実にたどり着くさまを描く。~Yahoo映画~

 

2017年韓国映画。ロケ地がシドニーということで、見慣れた風景を懐かしく思い鑑賞。韓国映画とかインド映画とか、まだ数は多く見ていないですが日本で公開される作品には見る側の注意を逸らさない、いい作品が多いように思います。ただ、この作品はサスペンスもの・・ということですが、私は途中からオチがわかってしまいました。なので衝撃的!な感想はありません。ウインク 舞台になったシドニー東部のBondiという場所は短い期間ですが住んだことがあり、なにげなく映し出される街角や店の風景をみていても、「あ、あのへんだ」とかわかったりして楽しかったです。当時から思っていましたが日本社会と韓国社会ってよく似てますね。仕事第一で家庭を省みない夫は日本にもたくさんいるし、現地に何年もだらだらと居続ける若者たちの姿も、私がいた頃もこんな日本人いたなあといろいろ思い出しました。あと・・・オーストラリアの魅力はやっぱり都市にはなく、壮大な自然の美しさであることを再確認しました。

 

監督:

キャスト:大泉洋、高畑充希、三浦春馬、萩原聖人、綾戸智恵

 

筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。~映画.com~

 

2018年日本映画。なんとなく気楽に観れそう・・と思って選んだ作品でしたが、大泉さんの演技力によるところか、とてもいい作品でした。身障者と健常者の関係が「~してあげる」「~してもらう」というのではなくて、助け、助けられながら一緒に生きていく、というスタンスなんです。鹿野さんの人とまっすぐ向き合う、逃げない姿勢が素敵だと思いました。そして決して身障者だから、と一歩下がって控え目にしているのではなく、自分はこうしたい、ということを躊躇なく言えるところも。鹿野さんの人間的な魅力と強さに惹かれました。見ている側の心情は高畑充希さんのボランティアの女の子に一番沿っている感じがしました。わがまま一杯のクセある鹿野さんに、最初はムカついて仕方がないのだけれどいつの間にか彼のことを大好きになってしまっているという。ニコニコ