「福井」という地名の語源は「よく水が湧き出るところ」という意味なんだそうです。現在住んでいる福井県小浜市にも湧き水をとれる場所がいくつかあり、うちも1週間に1~2回、郵便局横にある自噴井戸に水を汲みにいきます。

 

 

ここの水は滋賀県境にある山に降った雨が地下を100年かけて流れてくるそうです。水汲み場でとめどなく水が流れ出ている様子を初めて目にした時、この土地の豊かな水源に感銘をうけました。

 

近年、全国的に雪が降らなくなって、春から夏にかけての雪解け水の量が減っていることや、森林資源の減少で土地の保水力が低下したりして、地下水の水位が下がっていると聞きました。滋賀県境のあたりって、スキー場か?っていうくらい、ものすごく雪が積もるんです。が、今年の冬は驚くほど雪がなかった。

 

 

この湧き水でいれるコーヒーやお茶は角がなくてとても美味しくなります。今冬の超暖冬は例外と思いたいけれど、急速に進む温暖化で、こうした自然の恵みもいつか途絶える時がくるのだろうかと気になってます。ショボーン