54~56本目。
監督:本木克英
キャスト:長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、笹野高史
ある日トラックの事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社社長、赤松徳郎が警察から聞かされたのは、走行中のトラックからタイヤが突然外れたという耳を疑う事実だった。整備不良を疑われ、世間からもバッシングを受ける中、トラックの構造自体の欠陥に気づいた赤松は、製造元であるホープ自動車に再調査を要求する。~映画.com~
2018年日本映画。ブロ友さんのレビューで興味を持って観てみました。2時間の枠で、わかりやすく、うまくまとめてあり、ダレることなく楽しめました。原作は三菱自動車のリコール隠し事件を元にしています。組織の中で保身を図ろうとする人たちと、不正を許せない人たちの攻防や、大企業のお殿様感が印象的でした。
監督:中野裕之
キャスト(ナビゲーター):小泉今日子、東出昌大
「日本人がまだ知らない“本当の日本の美しさ”」をテーマに、約8年間の製作期間を費やし、全国47都道府県、200カ所以上で撮影した映像を、4K解像度で映画化。、日本全国の絶景と日本人の精神の神秘に迫っていく。~映画.com~
2018年日本映画(ドキュメンタリー)。全国47都道府県、200か所以上を8年かけて撮りためた映像を四季が3度巡るかたちでみせてくれます。こんな時期であるだけに、圧倒的な映像美で展開する再発見する日本の自然の美しさが本当に素晴らしいと思いました。ただ映像を流しているだけでもいい感じ?梅雨の時期、水面に雨粒が落ちて波紋が広がる・・そんな映像さえも外に自由に出られない身になってみると、ああきれいだな・・!って思う。下は東北と北海道の場面。いつか行ってみたいです。
原題:Les heritiers
監督:マリー=カスティーユ・マンシオン・シャール
キャスト:アリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメ、
実話をもとに、学校から見放された問題児たちの集まるクラスが、ベテラン教師の情熱によって次第に変化していく様を描いたドラマ。貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校。様々な人種の生徒たちが集まる落ちこぼれクラスに、厳格な歴史教師アンヌ・ゲゲンがやってくる。情熱的なアンヌは、生徒たちに全国歴史コンクールに参加するよう勧めるが、「アウシュビッツ」という難解なテーマに生徒たちは反発する。そこでアンヌは、強制収容所の生存者を授業に招き、彼らの経験を語ってもらう。その壮絶な話を聞いた生徒たちは、その日を境に変わっていく。~映画.com~
2014年フランス映画。崩壊寸前のクラスをある歴史教師が担当したことから始まるストーリーです。生徒たちの琴線に何かが触れた時、ひとりひとりの中で何かが変わる瞬間がとても印象的でした。前途に目標や希望を見いだせず、エネルギーの行き場を失って、バラバラであちこちに向いていたベクトルが一気にひとつの方向にまとまっていく感じでした。落ちこぼればかりだったクラスが卒業時は殆どが優秀な成績を収めていたそうです。そしてその中から脚本家になった人がいてこの作品の映画化に参加したのだそう。この歴史の先生、教育者として本当に素晴らしい方だと思いました。まだ世間の狭い10代の頃にどんな教師と出会うかというのはすごく大事なことなのだなと!