34~35本目。

 

 

原題:Stanley Ka Dabba

監督:アモール・グプテ

キャスト:パルソー、ヌマーン、アビシェイク、サイ・シャラーン、モンティ

 

みんなを笑わせるのが大好きなクラスの人気者スタンリーは、家庭の事情で学校にお弁当を持ってくることができず、昼食の時間はいつも水道水を飲んでお腹を満たせていた。そんなスタンリーを助けようと、級友たちはお弁当を分けてあげるが、食い意地の張った先生に見つかって弁当を取り上げられた上、スタンリーは先生から「学校へ来なくていい」と言われてしまい……。~映画.com~

 

2011年インド映画。このインド映画も良かった!かわいい子供たちが出てくるハッピーな作品かと思ったら、そのベースにあったのは児童労働という大変辛い現実。学生時代にインドへ旅行した時、働いている小さい子供を本当にあちこちで目にしました。それは決して「お手伝い」程度のものでないことは旅行者の目にもよくわかりました。IT大国として世界でも存在感を増すこの国の影の部分だと思います。出てくる子供たちが本当にかわいい。特にお弁当を横取りする意地悪なヴァルマー先生との毎日のお弁当を巡る対決?的な様子が一番好きな場面でした。なんて酷い教師だと思ってみていたのですが、この人、実は監督さんだそうです。あえて嫌われ役で出演されたのでしょうか。残酷な現実の一方で、スタンリーを囲む友人たち、学校の先生、お弁当を作ってくれるお兄さん、彼らがとても優しくて思いやりがあって、そこに救いを感じました。

 

 

 

原題:Wall Street: Money Never Sleeps

監督:オリバー・ストーン

キャスト:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリン、キャリー・マリガン、スーザン・サランドン

 

前作の最後に逮捕され収監されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(ダグラス)が長い刑期を終えてニューヨークに帰ってきた。疎遠になっていた娘ウィニーとの関係修復にとりかかるゲッコーだったが、ウィニーは強欲な犯罪者の父親を毛嫌いしていた。そんな中、ゲッコーはウィニーの婚約者でウォール街で一旗揚げようとしている野心家の青年ジェイコブと出会う。~映画.com~

 

2010年アメリカ映画。1987年の「ウォール街」の続編という作品。マイケル・ダグラス演じるゲッコーが刑務所から出所する場面から始まります。前半、金融サスペンスという感じで進行するのですが、なぜか途中からトーンが変わってしまいホームドラマのような終わり方に。あれ?こんな終わり方?となんだかちょっと釈然としない感じでした。うーん、よくわからないまま終わり。途中で前作に出てきたチャーリー・シーンも出てきたり前作との絡みもありました。スーザン・サランドンもチャーリー・シーンもあまり年をとってなくて驚く。えー