21~22本目。

 

 

原題:Klec

監督:Jirí Strach

キャスト:Jirina BohdalováKrystof HádekViktor Preiss

 

あらすじ:歳をとり、誰も自分を必要としていないのではないかと寂しい想いをしていたガリア婦人。ある日、遠い親戚を名乗る男が突然あらわれる。二人は打ち解け親戚話にふけるがすぐに何かがおかしいことに気づく・・・~Amazon Prime~

 

2019年チェコ映画。原題のKlecをチェコ語翻訳で調べてみたら「ケージ」(柵)とのこと。防犯のためにとりつけた自宅の柵の中で起こる事件。ストーリー自体はB級サスペンスドラマという感じでした。日本なら特殊詐欺といわれるような犯罪か。一人暮らしのおばあさんの寂しさとか伝わってきます。若者の短絡的な犯行、弱さ、狡さなど人間の影の部分がよく描かれてたと思います。気を逸らせない内容でしたがとにかくあと味が悪いのであまりお薦めできない・・・な。ショボーン 

 

大学生の頃、ヨーロッパの映画を探して何軒もレンタルビデオの店を探したものです。今の時代は世界中の映画にもこうやって簡単にアクセスできるのは本当にありがたいこと!

 

 

 

原題:Score

監督:マット・シュレイダー

キャスト:ハンス・ジマー、ダニエル・エルフマン、ジョン・ウィリアムズ、ジェイムズ・キャメロン、クインシー・ジョーンズ、ランディ・ニューマン、スティーブン・スピルバーグ etc.,

 

あらすじ:「スター・ウォーズ」「007」「ロッキー」など数々の名作映画を彩ってきた映画音楽にスポットを当てたドキュメンタリー。「ハリー・ポッター」シリーズのジョン・ウィリアムズ、「ダークナイト」3部作などのハンス・ジマー、ティム・バートン監督作品でおなじみのダニー・エルフマンら、ハリウッドを代表する約40人の作曲家たちのインタビュー映像を収録。~映画.com~

 

2017年アメリカ映画。原題の意味は音楽にちなんで「楽譜」のことですね。先の映画があまりにもあと味が悪く(苦笑)、気分転換のために観ました。映画と音楽、現代では切り離せないものです。当初は無声映画の雑音から観客の注意を逸らすために音楽をいれていたのだそうです。録音技術もない頃だったので奏者が劇場で演奏していました。有名な映画の音楽ができるまでの逸話とか紹介されていて興味深かったです。「E.T.」の音楽と映像などものすごく久しぶりで感動しました。「タイタニック」の音楽挿入の秘話などもとても感慨深く。製作者らの豊かな才能、繊細な感性にはただただ敬意の気持ちがわくのみでした。映画製作に多大な予算がつぎ込まれる昨今、そんな彼らが非常に大きなプレッシャーの下で作曲に携わっている現実のことなども。デリケートな感性の人たちだけにストレスは半端ないだろうな・・とそんなことも考えてしまいました💦