先週の撮影練習は滋賀県長浜市で。慶雲館で開催中の梅盆展をみにいってきました。自宅から約70キロありますが、湖北は交通量が少ないので、一般道を通っても1時間半かからないドライブです。約10年ぶりに訪れた黒壁スクエアは以前はなかったと思うようなおしゃれなカフェができていたり、一層魅力的な街になっていました。訪れたのが水曜日であいにくこの日は黒壁にある多くのお店が休みでした。前回は秋の週末だったのでものすごい混雑だったことが記憶に残っていますが、さすがにこの日は閑散と寂しいくらい・・。長浜名物の鯖素麺というのを食べてみたいと、黒壁スクエアの中心部にあるお店にいってみました。「翼果楼」と書いて「よかろう」と読むようです。
連子格子と白い壁の歴史ある建物は200年前の商家。温かみを感じさせる素敵なしつらいでした。湖北地方では農家に嫁いだ娘のもとへ、家事と農作業におわれる娘を案じた親が農繁期に焼き鯖を届ける風習があったそうです。その鯖と素麺を炊き合せる鯖素麺は長浜の農繁期の定番メニューだったのだとか。その地域の生活に密着した食事、ぜひいただいてみたいと思いました。
当初は鯖素麺だけでいいかなと思っていましたが、鯖素麺自体は「おかず」としての位置づけなのでごはんものと一緒に食べたほうが良いとのことで、セットメニューを選びました。鯖寿司が一緒になっているものもありました。
焼き鯖と素麺を甘辛く煮てあり、結構濃いめの味付け。山椒が強く香ります。鯖の味がかなり濃厚。確かにこれは相方にご飯が必要ですね!
これも滋賀県・近江八幡名物の赤こんにゃく。派手好きだった織田信長が赤く染めさせた?という話を聴いたことがありますがどうなのでしょう。赤色は鉄分によるものだそうです。舌ざわりは滑らかで歯ごたえもあります。
ご飯は五穀米のおにぎりで。ちょっとピントぼけ!
鯖素麺だけでもまあまあボリュームあったので結構お腹いっぱいになりました。1850円だったかな。とても美味しい食事でした。忙しい時は外で待つほどの人気店だそうです。平日は穴場かもしれませんね。(*^-^*)