今日の写真はミラーレスの撮影練習で撮ったものです。まだ機能を半分もわかっていないので中途半端ですが、昼間の遠景はスマホで撮影したものとあまり変わらない感じがしてます。一眼レフの威力を実感するのはやっぱり近くにあるものを撮影した時、被写体とその背景のぼかし効果です。上の写真は高島市安曇川添いにあるコテージ(?)。この辺、山に囲まれ清流があり、空気がきれいで、キャンプ場がたくさんあります。気候の良い頃、休日はとても賑わっています。

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

最近、読んで面白かった本です。

 

登場人物のひとりに室町幕府第13代将軍である足利義輝のことが書かれていました。今年の大河ドラマでは向井理さんが演じている人物ですニコニコ。1530年、12代将軍・足利義晴が三好・松永の乱を避け、当地の朽木氏を頼ってこの地に3年滞在していました。13代将軍・義輝も家臣の細川幽斎を従えて6年半滞在していたそうです。後年、信長が入洛する時にかついだ14代将軍・義昭もここで生まれています。世の中の秩序が乱れまくっていた時代だったので幕府というシステムもほぼ有名無実化していただろうけれど、将軍がいた場所なので一応ここが幕府所在地にもなるのかしら。室町幕府というより朽木幕府ということ?うーん

 

これまで鯖街道の朽木あたりを通ると「足利庭園」と書かれた看板を目にしてました。私はてっきり足利家に縁のある菩提寺でもあるのかと思っていましたが、そんな重要な歴史のある場所だったことを知り、驚きました。距離的には自宅から40分程度のドライブです。お天気の良い日にカメラを助手席に出かけてきました。車ギザギザ

 

駐車場に車を停めて、目の前にある小高い丘というか山へのぼります。お寺の境内から見下ろす朽木谷。とても山深いところです。川沿いの木は確か桜ではなかったかしら。春は一層美しい眺めでしょうね。

 

 

 

拝観料300円を納めて、お寺の方から本堂の案内などしてもらいました。曹洞宗の巨刹として栄えたそうです。歴史的にも永平寺より古いお寺なのだとか。

 

 

 

 

境内にあるお庭へいってみました。「足利将軍義晴公之庭園」と刻まれています。

 

ここにかつての足利将軍の居館がありました。義晴のために、朽木氏、佐々木氏一族をはじめ、京極氏、浅井氏、朝倉氏ら近隣の大名の協力により京都銀閣寺の庭園をもとに作庭されたそうです。

 

 

比良山系が借景になっていてすばらしい景色。水際に藪椿が植えてあります。(不覚にも写真なし!)樹齢500年近くと、当時からのものだそうです。今回、全く花をつけてなかったので写真を撮り忘れたと思うのですが、調べてみたらこの椿は4月下旬頃に咲くのだとか。千利休がここを訪れたとき絶賛したそうです。当時の椿がいまも花をつけていることに感慨を覚えます。花の頃にもう一度観に行ってみたいと思います。

 

 

 

一眼レフはこういうのを撮ると違いがよくわかるかもしれません。

 

 

 

近くにあった別の椿の花を。カメラに「花がきれいにとれるモード」というのがあってそれで撮影しました。全体に紗がかかったような画像になります。

 

こちらは普通に。まだぼかしの入れ方とか全然わかってないので・・。

 

なんとこの時になってバッテリー切れ間近に。自宅でしっかり充電するのを忘れてたんです。なんとまあ。ショボーン もっと練習したかったけれどこれ以上撮影できなかったのでこの辺で切り上げることにしました。それにいくら暖冬といってもさすがにこの山奥では寒くて指が麻痺して動かなくなってしまいました。春がきたらまた訪れてみようと思います。