13~14本目。

 

 

原題:Bridget Jones's Diary

監督:シャロン・マグワイア

キャスト:レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース

 

32歳の独身女性ブリジットが上司のダニエルと急接近。しかしダニエルの浮気が発覚し、転職した彼女は悪戦苦闘の日々を過ごすことに。そんな時、ブリジットと険悪だった弁護士マークが意外な告白をしてくる。~Movie Walker~

 

2001年アメリカ映画。もう20年近く前になるのですね。当時、大ヒットした映画だった記憶があります。友達にも勧められていたけれど映画館に行く時間もなくて見逃がしていました。男性2人と女性1人のラブコメディです。男性はプライド高い生真面目な弁護士とちゃらい会社の上司。当初、弁護士と彼女は互いに反感を覚えるばかり。彼女自身はおっちょこちょいで、その親が結婚を心配する独身で。そして弁護士の名前が「ダーシー」ときて・・・「!!おーっ!」と。これはイギリスの有名な古典小説「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」の現代版作品なのだと気づきました(イギリス映画の「高慢と偏見」でもコリン・ファースがダーシー役をしています)。小説自体もその描写とストーリーの面白さにひかれて、その昔、原書であっというまに読みました。古典の世界がうまく現代版に焼き直してある感じ。共感しやすいです。音楽も有名な曲が使われていて素敵でした。

 

 

監督:松岡錠司

キャスト:樹木希林、オダギリジョー、小林薫、内田也哉子、松たか子

 

幼いボクを連れてオトンの家を出たオカンは、女手ひとつでボクを育て上げた。やがて美大に通うため上京したボクは、オカンへの罪悪感を感じながらも自堕落な日々を送ってしまう。数年後ようやくイラストやコラムの仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンのガンが発覚し……。~映画.com~

 

2007年日本映画。原作はベストセラーとなったリリー・フランキーの自伝小説。母親役を樹木希林さん、若き日の彼女の役を内田也哉子さんが演じています。実の親子だけあって若い頃の樹木希林さんにそっくりです。親の愛情ってこんなのだよなあ・・としみじみ感じたのは、母は自分の死が近づいていても息子がちゃんとご飯を食べてきたのかを心配する場面。それから上の写真の場面。息子が東京の街で横断歩道を渡るときに母の手をひいて歩いているワンシーンです。「生まれて初めて母の手をひいた」、という主人公の回想の言葉が入るのですが、物語の冒頭、父の家を出たまだ若い母が小さい息子の手をひいて線路を歩くシーンがあり、それと重なるんです。まだまだ守らなくてはいけないほど小さかった息子がは今は母の手をひいて自分を守ってくれるほどに成長して・・という母の感慨、息子の「母を守らなくては」という思いが伝わり、ぐっときました。えーん