六本木、東京ミッドタウン。食事の後は安藤忠雄さん設計の建物をみたくて21_21 Design Sightへ。個性的な屋根のかたちは三宅一生氏の服作りのコンセプトである「一枚の布」からイメージして「一枚の鉄板」にみえるように作ったものなのだそう。地上1階地下1階の低層建築です。

 

 

 

デザイナーたちの原画展として、日本のプロダクトデザインのスケッチ、図面、模型などを展示する企画展が開催されていました。このG型しょうゆ差し、白山陶器のものですね。

 

 

コンクリートの壁、ガラス窓、差し込む陽光、自然との融合・・・館内は安藤さんの世界です~ラブ 

 

 

 

 

 

誰にも馴染みある商品のデザインの変遷が展示されていました。デザイナーさんたちの試行錯誤、コンセプトの進化が感じられました。ヤクルトの容器も昔はガラス瓶だったそうですね。

 

 

 

こちらは資生堂、汐留オフィス・レセプションフロアのための構想。化粧品企業をイメージしたものだそう。

 

何気ない標識や照明が素敵でした。

 

 

ロビーには作家ものの椅子がたくんさん置かれていて実際座れるようになってました。

 

 

 

他の美術館と違って館内にいた観覧者の大半が20代くらい・・と、とても若いひとたちでした。こうしたものに反応するのはやっぱり若い世代なのかしら。若くない私は感度が鈍いのか、それとも個人の感性によるものなのか、葉山の美術館でみたカイ・フランク展のほうが興味深かったです。工業デザイン的なものは日本よりヨーロッパのほうが好きかな・・・。キョロキョロあせる