昨日、お天気がとても良かったので近辺の紅葉の名所である萬徳寺へいってきました。3年前、引っ越してくる直前にもここへ紅葉を観に来ました。懐かしいです。場所は現在の自宅から車で10分くらい。山寺というイメージにぴったりのお寺でどっしりとした茅葺屋根の書院に歴史を感じます。昭和天皇が休憩されたというお部屋も見せてもらえました。
立派なお庭は1677年の作庭。ココ、日本の紅葉名所百選にも選ばれているそうです。雲一つないこの日は紅葉狩りにも理想的な日だと思って出かけたのですが、山のお寺は場所によっては早いうちから影がさしてしまいます。できたら午前中に行っておくべきだったようです。
庭の向こうにある石階段を上って本堂へ。本堂前は上を見上げると空を覆うように楓が枝を伸ばしています。見ごろというにはちょっと早いのか、いやこういうものなのか、オレンジの楓や黄色く染まったイチョウの木がありました。
日本海側の寺社を訪れるようになって印象深いのが「苔」です。ベルベットみたいにふかふかで、キラキラと輝いています。太陽の光があまり当たらず湿度が高いこの土地柄なのか、どこでみても苔がとても美しいと感じています。
一通り境内をみてから帰りました。周囲はのどかな田園風景が広がっています。この辺(嶺南地方)はどこにいても山がすぐ近くにあります。小浜は市街地をちょっと離れると山の合間にこうした集落が点在している感じ。行楽日和で駐車場の車も金沢や大阪など県外からのものがちらほら見えました。この秋、二度目の紅葉見物でした~ (*´▽`*)