109~110本目。

 


 

原題:And So It Goes

監督:ロブ・ライナー

キャスト:マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン

 

自己中心的で頑固な不動産エージェントのオーレンは、妻を亡くして以来ひとりきりで暮らしてきた。そんな彼のもとに突然、疎遠になっていた息子が現われ、それまで存在さえ知らされていなかった9歳の孫娘を預かってほしいと頼む。オーレンは途方に暮れながらも、親切な隣人女性リアの助けを借りて孫娘と一緒に暮らしはじめる。そしてリアや孫娘の存在が、オーレンの頑な心を少しずつ解きほぐしていく。~映画.com~

 

2014年アメリカ映画。先日鑑賞した「記者たち」でのロブ・ライナーが演技、監督作品と、とても良かったので同じく監督作品を。それぞれ夫と妻を亡くした二人が新しく人生のパートナーになるという話です。人物たちくらいの年齢になると、残りの人生はもう孤独なまま生きるしかないかと思ってしまいそうですが・・・血はつながっていなくても新しいファミリー、同じアパートに住む人たちの温かなコミュニティーの様子とかとても素敵でした。「安心して見られる」カテゴリー作品です。照れラブラブ

 

 

 

 

原題:Fight Club

監督:デヴィッド・フィンチャー

キャスト:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン

 

心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく……。~映画.com~

 

1999年アメリカ映画。とても評価が高い映画なので観てみました。確かに強烈な印象を残す作品でした。この監督、「セブン」を撮っている人です。「セブン」の思いがけない結末と衝撃・・この作品も多分にそういうところがありました。社会の中でまじめに生きている人の中に潜む暴力性やえぐい部分をぐいぐい前面に出してくるような感じ。私は「トレインスポッティング」的な汚さ全開の演出がちょっと耐えられませんでした(苦笑)。これも北欧家具好きできれいな家に住む人間の隠れた一面だと思うとちょっとぞっとしますが!