暖房も冷房も必要ないくらいの日本では貴重な(?)過ごしやすい時期です。10月22日は自宅のテレビで即位礼正殿の儀を観ていました。あいにくの雨天と思っていたら、儀式が始まる頃に雨がやみ、空に大きな虹がかかっていた様子はなんだか神話の世界が現実に現れたよう。人知を超えたものが存在するのではないかと思ってしまう出来事でした。

 

 

天皇が儀式でお召しになっている装束の色は太陽が一番高くのぼった時の色なのだそうです。平安時代の装束に身を包まれた皇族の方々の姿を拝見しつつ、歴史と豊かな文化のある国に生まれ育ってよかったなと思いました。天皇陛下は59歳。一般人なら定年間近な年齢です。この年齢から人生のキャリアの本番になるというのも大変なことですね。安倍首相が「天皇陛下バンザーイ」をやった時はちょっと驚きました。万歳三唱シーン、戦争映画で何度も観ているのですが、現代でもやるんだ・・と💦 

 

下の写真は2年前の春に訪れた京都御所紫宸殿です。儀式で使われた高御座がここに置かれていました。

 

 

即位の儀式の時はばらして東京まで運ぶのだということをガイドさんが説明してくれました。歴史的建造物の奥に置かれた様子はとても威厳があり、即位の儀式が執り行われるのがここであれば良いのになと思ったりしました。この高御座は来年の春もまた御所で一般公開されるようです。ニコニコラブラブ